アラビアのロレンス
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『アラビアのロレンス』(Lawrence of Arabia)は、アラブ反乱を率いたイギリス陸軍将校トマス・エドワード・ロレンスの生涯とその著書『智恵の七柱』(1926年)を題材としたイギリスの叙事詩的歴史映画。1962年公開、デヴィッド・リーン監督、ピーター・オトゥール主演。
ストーリー[編集]
1935年5月13日、バイクに跨りドライブ中の男が、向こうから走ってきた自転車を避けようとして道路の脇道に転落し、死亡した。男の名は、トマス・エドワード・ロレンス。ドーセット州モートンの教会で行なわれた葬式には沢山の人が参列し、銅像も建てられることになった。ロレンスを取材した新聞記者は「銅像を建てるに値するほど偉大な人物なのか?」と訝しがるが、教会の入り口である男が「ロレンスほど偉大な人物は居ない。私はロレンスをよく知っている。」と抗議する。果たしてロレンスとは何者なのか。舞台は1916年10月に遡る……。
キャスト[編集]
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
---|---|---|---|---|
日本テレビ版 | テレビ朝日版 | テレビ東京版 | ||
トーマス・エドワード・ロレンス | ピーター・オトゥール | 岸田森 | 井上孝雄 | 山寺宏一 |
ファイサル王子 | アレック・ギネス | 内田稔 | 大塚周夫 | 小林尚臣 |
ハウェイタット族のアウダ・アブ・タイ | アンソニー・クイン | 北村和夫 | 小松方正 | 坂口芳貞 |
ハリト族の“シャリーフ(英語版)・アリ” | オマー・シャリフ | 新克利 | 内海賢二 | 磯部勉 |
エドムンド・アレンビー | ジャック・ホーキンス | 佐野浅夫 | 鈴木瑞穂 | 瑳川哲朗 |
ジャクソン・ベントリー新聞記者 | アーサー・ケネディ | 穂積隆信 | 池田勝 | |
ブライトン大佐 | アンソニー・クエイル | 宮川洋一 | 石田太郎 | 小川真司 |
ベイ将軍 | ホセ・フェラー | 森山周一郎 | 大木民夫 | 中村正 |
ドライデン顧問 | クロード・レインズ | 神田隆 | 真木恭介 | 永井一郎 |
アーチボルト・マーレイ将軍 | ドナルド・ウォルフィット | 小林清志 | 滝口順平 | |
役不明又はその他 | たてかべ和也 田中康郎 仲木隆司 鹿沼政仁 上田敏也 有本欽隆 沢木郁也 龍田直樹 伊武雅之 幹本雄之 杉田俊也 清川元夢 松野辰也 石井敏郎 飯塚昭三 石森達幸 緑川稔 国坂伸 村山明 長堀芳夫 |
たかお鷹 稲垣隆史 長島雄一 千田光男 遊佐浩二 阪口大助 伊藤隆大 水野龍司 手塚秀彰 佐々木敏治 田原アルノ 田中正彦 桜井敏治 落合弘治 | ||
演出 | 春日正伸 | 蕨南勝之 | ||
翻訳 | 進藤光太 | たかしまちせこ | ||
調整 | 山田太平 | 重光秀樹 | ||
効果 | 東上別府精 P・A・G |
リレーション | ||
制作 | テレビ朝日 | ケイエスエス | ||
解説 | 水野晴郎 | 淀川長治 | ||
初回放送 | 1978年4月12日、19日 21:00-22:54 『水曜ロードショー』 |
1981年2月8日、15日 『日曜洋画劇場』 |
2000年12月31日 『20世紀名作シネマ』 ※DVD・BD収録 |
その他[編集]
映画に登場する拳銃は大抵ドイツかアメリカのものだが、主人公が愛用している拳銃はウェブリーの中折れ式リボルバーであることは実にイギリス的である。このタイプの拳銃はタイタニックにも登場した。
昔の日本の小学生の中には、映画館でアラビアのロレンスを観て感動のあまり、次の日に学校の砂場の中を歩き回った者もいたという。