天王星型惑星
(氷惑星から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
天王星型惑星(てんのうせいがたわくせい)とは、木星型惑星の中でも、核が氷や固体のメタンでできていて、しかも体積が大きいもののこと。太陽系では、天王星と海王星が当てはまる。「氷惑星」ともいう。
構造[編集]
狭義の木星型惑星とは、外部が水素ガスやヘリウムガスでできている点は同じである。しかし、天王星型惑星は、狭義の木星型惑星より、多くの固体成分を含む。
物理[編集]
固体成分が多いので、密度は狭義の木星型惑星より大きくなる。しかし、地球型惑星ほどではない。直径は、太陽系では、地球型惑星より大きいが、狭義の木星型惑星より小さい。また、ガスや水が凍るには低温でなければならないので、恒星から離れていなければならない。太陽系でも、地球型惑星や狭義の木星型惑星より外側を公転しており、表面の平均気温は-200℃前後である。その他の性質については、狭義の木星型惑星と共通する。
関連項目[編集]