内惑星
ナビゲーションに移動
検索に移動
内惑星(ないわくせい)とは、太陽系で、地球より内側を公転する惑星。水星と金星が該当する。
環境[編集]
ハビタブルゾーンより内側にあるので、表面温度が地球よりはるかに高い。また、衛星が存在しない。これの理由については、単なる偶然、潮汐力が強いため、物質が少ないため、など、諸説ある。
観測[編集]
地球から見て、太陽から一定の角度以上は離れない。そのため真夜中には観測できない。水星より金星のほうが、外側を回るので太陽から大きく離れ、観測しやすい。太陽の光の当たる方向が変化するため、満ち欠けも起きる。地球に近づくほど、欠けて見える。また、ちょうど太陽と地球を結ぶ線上に並ぶことがあり、このときは太陽面通過が見られる。惑星の公転軌道は傾いているので、内合のたびに太陽面通過が見られるわけではない。