準惑星
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準惑星(じゅんわくせい)とは、2006年に国際天文学連合が設置した新しい太陽系の天体の区分で、自身の重力により球形をしており、衛星ではないが、軌道の周囲から衛星以外の天体を排除していない天体である。
訳語[編集]
英語でdwarf planetというが、当初はこれの日本語訳が確定しなかった。「準惑星」の他にも「矮惑星」、「ドワーフ惑星」、「ドワーフプラネット」、「ドワーフ・プラネット」、「矮小惑星」など、様々な訳があったが、2007年に「準惑星」に確定した。
一覧[編集]
現在、正式に準惑星だと認められている天体は以下の5つである。ケレスのみ小惑星帯にあり、その他は太陽系外縁天体である。2006年の新分類設置時も準惑星だったものは、前の3つである。ハウメアとマケマケは2008年に準惑星となった。なお、これらには全て小惑星番号が与えられている。括弧内は元の肩書きである。
これら以外にも、数多くの準惑星候補が発見されている。