呉市電
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呉市電(くれしでん)は、1909年(明治41年)から1967年(昭和42年)まで広島県呉市内を運行していた路面電車である。
概要[編集]
1909年(明治41年)10月31日に中国地方では岩国電気軌道に次いで開業した。軌間は1067mm。
運営は呉電気鉄道株式会社。芸南電気軌道という会社が後から発足して路線を伸ばす。1929年(昭和4年)に会社が統一される。1942年(昭和17年)12月1日に市が鉄道会社を買収して呉市交通局ができる[1]。
戦後はマイカーの台数が増え、呉市電はワンマン化などで対応したが、1967年(昭和47年)7月8日から9日にかけての集中豪雨で甚大な被害に遭い、市電の廃止を決定づけた。復旧作業に莫大な資金がかかるため、市電は1967年(昭和47年)12月17日に廃止された[1]。
脚注[編集]
- ↑ a b 路面電車を考える館 路面電車を考える会 講演録32 呉市電の軌跡2023年11月4日閲覧。