JR南武線 (浜川崎支線)
東日本旅客鉄道(JR東日本) JN 浜川崎支線(南武線) | |
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使用車両のE127系(左)と205系(右)。 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 神奈川県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
起点 | 尻手駅 |
終点 | 浜川崎駅 |
駅数 | 5駅 |
電報略号 | ナフセ |
路線記号 | JN |
開業 | 1930年 |
所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
車両基地 | 鎌倉車両センター中原支所 |
使用車両 | 205系1000番台 E127系0番台 |
路線諸元 | |
路線距離 | 4.1 km(尻手-浜川崎間) |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 複線(八丁畷 - 浜川崎間)、 単線(上記以外) |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
保安装置 | ATS-P |
最高速度 | 95 km/h |
浜川崎支線は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が運営する南武線の支線である。
概要[編集]
尻手から浜川崎を結ぶ首都圏らしからぬ景色が広がる浜川崎支線。南武支線とも呼ばれている。
八丁畷〜浜川崎間では東海道貨物線と並行している。
工業地帯を走行するため、工場関連の客も多く、2両では満員電車になってしまう路線であり、増車が求められることもしばしば。特にE127系転用でドア数が減った場合は混雑が助長されることを危惧する者もいる。
種別・運行車両[編集]
各駅停車のみが運行され。日中40分間に上下1本ずつほどのダイヤで運行される。
205系[編集]
山手線・総武線で使われていたモハユニットを先頭車化改造した2M0Tの編成が活躍している。起動加速度は4.0km/sで、首都圏でも最速クラスである(京急は3.5km/s、メトロ千代田線は3.3Km/h、JR中央線快速電車のE233系は3.0km/h)。どの編成も改造が行われ支線運用に入ってから一度も全般検査を行っていない。これは、走行距離が60万kmに満たないためであり、全般検査を一度も受けずに廃車になると予想される。
2023年9月より後述のE127系がデビューしたことで2本が引退した一方で、2運用に予備1本が必要なことからW4編成1本が残されている。この1本も当分は安泰と思われるが、後にFV-E991系で代替するか、それともE127系ごと4ドア新車で代替するかで予想が二分している。
E127系[編集]
2023年5月、南部支線を管理する横浜支社は弥彦線など新潟地区で運用されていたE127系0番台2本を置き換え用として投入すると発表。各種試運転を行い、2023年9月13日に運用を開始した。トイレは乗務員室として封鎖される。
なお、V2編成は試運転を行わずに営業運転に投入している。
駅一覧[編集]
浜川崎支線もしくは南武支線と通称。
- 南武線用線路は尻手駅 - 川崎新町駅間・小田栄駅 - 浜川崎駅間単線。旅客列車は川崎新町駅・小田栄駅で列車交換可能
- 全駅神奈川県川崎市に所在
- 車両は全車205系1000番台またはE127系0番台であり、205系は総武線からの転属車が大多数を占めている。E127系は新潟から転属してきた。
- 駅番号は「JN 」(JR Nanbu Line)。支線のため、50番台から始まる。
駅番号 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 接続路線・備考 | 所在地 |
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JN 02 | 浜 尻手駅 | - | 0.0 | 東日本旅客鉄道:JN 南武線 (本線) | 幸区 |
JN 51 | 浜 八丁畷駅 | 1.1 | 1.1 | 京浜急行電鉄:KK 京浜急行本線 (KK 27) | 川崎区 |
JN 52 | 浜 川崎新町駅 | 0.9 | 2.0 | ||
JN 53 | 浜 小田栄駅 | 0.7 | 2.7 | ||
JN 54 | 浜 浜川崎駅 | 1.4 | 4.1 | 東日本旅客鉄道:JI 鶴見線(本線) (JI 08) |
- 貨物線を用いて鶴見線を走行することも可能であり、イベントの際に南武支線用205系が鶴見線に乗り入れたことがある。
過去の車両[編集]
本線から旧型国電が一掃された1978年以降の車両を挙げる。
外部リンク[編集]
JR東日本の支線 |