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葛飾
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葛飾（かつしか）
- 下総国に存在した郡。葛飾郡。
- 葛飾郡を由来とする自治体名
- 葛飾郡に由来した人名
- 自治体名由来の学校名
- 東京都立葛飾野高等学校 - 葛飾区
- 東京都立葛飾総合高等学校 - 葛飾区
- 東京都立葛飾商業高等学校 - 葛飾区
- 千葉県立東葛飾高等学校 - 柏市（旧東葛飾郡）
- 船橋市立葛飾小学校 - 旧葛飾村
- 船橋市立葛飾中学校 - 旧葛飾村
- 自治体名由来の通り名
- Katsushikastraße（カツシカシュトラーセ） - オーストリア、ウィーン市フロリズドルフ区。葛飾区と姉妹区であることより。
地名[編集]
「かつしか」は古代からの地名で、奈良正倉院文書には「葛餝郡」と記されている。この郡は現在の千葉県、東京都、埼玉県、茨城県にまたがる広い区域を示した。
『万葉集』では勝鹿・勝牡鹿・可豆思賀と様々に表記されている。また真間の手児奈伝説は有名である。また、『万葉集』・『延喜式』中には「かとしか」とよませている例がある。
「かつしか」の語源については多くの説がある。(1) 葛の多く生えた「葛繁」の意とする説、(2) 「かつ」は崖、「しか」は砂洲とする説、(3)「かとしき（門敷）」の転化で、古利根川下流の入江の門戸の低湿地を整備して、集落が立地したことによるとする説、(4)「方洲処（かたすか）」で、一方が砂地の所とする説、等が有力で、他にアイヌ語説やレプチャ語説まである。