関東地方
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関東地方(かんとうちほう)は、本州中央部太平洋側にある地方。面積は32420km2と日本の総面積の9%ほどだが、人口は約4300万人と日本の3分の1を占める。日本最東端の南鳥島と日本最南端の沖ノ鳥島があるので、日本最南端かつ最東端の地方ともいえる。首都東京があり、東京大都市圏が広がる。
地理[編集]
一般的に東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県の1都6県を指す。
日本一広い平野である関東平野が広がり、畑作が盛んに行われている。
気候は、大部分は太平洋側の気候で、夏に雨が多い。冬は乾燥するが立春前後に南岸低気圧が接近し、平野部でも降雪することがある。また、快晴の日が多い。一方、北部や西部には関東山地が広がり、雪が多い。
昔は「坂東」(ばんどう)あるいは「関八州」(かんはっしゅう)と呼ばれていた。八州というのは旧国で伊豆国・相模国・武蔵国・安房国・上総国・下総国・上野国・下野国などを指す(場合によっては伊豆国を外して常陸国を指す場合がある[1])。
なお、この関八州の考え方が定着したのは江戸時代頃とされ、それまでは愛発関(福井県)、不破関(岐阜県)、鈴鹿関(三重県)の3つの関所を直線状にして、これより東が「関東」とする考え方であった。
交通[編集]
東京から放射状に広がっている。
- 航空
- 成田国際空港と東京国際空港があり、日本の空の玄関口である。茨城空港もあるが稼働率は低い。
- 船舶
- 主要港湾として、京浜港、鹿島港、大洗港がある。
- 鉄道
- 新宿駅、東京駅、大宮駅、上野駅、横浜駅をはじめとするターミナル駅が所在する。そして、全ての地方と乗り換えなしで行き来できる[2]。なお、千葉県の大半のように全国的な鉄道系統網から外れた地域もある。
- 道路
- かつては五街道の全てが通っていた。現在は、東名、中央、東北、関越、常磐の主要高速道路が通じ、北海道を除く日本各地に高速バスが通じる。
その他[編集]
放送法における関東広域圏の放送エリアと一致する。