原田芳雄
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原田 芳雄(はらだ よしお、1940年(昭和15年)2月29日 - 2011年(平成23年)7月19日)は、日本の俳優、歌手、タレント。息子はギタリストの原田喧太。娘は女優の原田麻由。
プロフィール[編集]
概要[編集]
本所工業高校を経て、俳優座養成所(15期)卒業。
俳優座準座員、座員を経て、ギルドBに所属。
1967年に『天下の青年』で俳優デビューし、1968年には『復讐の歌が聞える』で映画デビュー。
主な出演作品は『五番目の刑事』、『春の坂道』、『独眼竜政宗』、『砂の器』(2004年版)、『エンジン』、『竜馬暗殺』、『祭りの準備』、『ツィゴイネルワイゼン』、『浪人街』、『鬼火』、『大鹿村騒動記』など。
出演作品[編集]
テレビドラマ[編集]
- ある勇気の記録 第20話「娑婆のからっ風」(1967年、NET)
- 天下の青年(1967年、フジテレビ) - 池新太郎 役
- 泣いてたまるか(1967年、TBS)
- 霧の旗(1967年、NET)
- 十一番目の志士(1968年、NET) - 土方歳三 役
- 三匹の侍 第6シリーズ 第2話「噛ませ犬」(1968年、フジテレビ) - 非人・鯱 役
- 五番目の刑事(1969年10月6日 - 1970年3月26日、NET) - 原田刑事 役
- 大河ドラマ(NHK)
- 霧氷の影(1970年、フジテレビ)
- 2丁目3番地(1971年1月2日 - 1971年3月27日、日本テレビ)
- 天皇の世紀 第2話「野火」(1971年9月11日、朝日放送) - 吉田寅次郎 役
- 木枯し紋次郎第3話「峠に哭いた甲州路」(1972年1月15日、フジテレビ)
- 冬物語(1972年 - 1973年、日本テレビ)
- 真夜中の警視(1973年・関西テレビ)※自動車事故を起こした際に無免許運転が発覚し途中で打ち切りになった
- 座頭市物語 第13話「潮風に舞った千両くじ」(1975年1月9日、フジテレビ) - 勝浦の新助 役
- 裏切りの明日(1975年1月31日‐1975年3月28日、TBS)
- 痛快! 河内山宗俊(1975年 - 1976年、フジテレビ) - 金子市之丞 役
- 夫婦旅日記 さらば浪人第14話「弱虫侍と豪傑の決闘」(1976年7月5日、フジテレビ)
- 新・座頭市(フジテレビ)
- 第1シリーズ 第23話「幽霊が市を招いた」(1977年3月14日)
- 第3シリーズ 第11話「人情まわり舞台」(1979年7月9日)
- たとえば、愛(1979年、TBS) - 工藤六助 役
- 警視-K第5話「まぼろしのニューヨーク」(1980年11月4日、日本テレビ)
- ラストチャンス(1982年、テレビ朝日)
- 夏に恋する女たち(1983年8月5日 - 9月30日、TBS)
- なぜか、ドラキュラ(1984年10月8日 - 1985年1月7日、日本テレビ)
- 西部警察 PART-III最終回スペシャル「大門死す! 男たちよ永遠に…」(1984年10月22日、テレビ朝日) - 藤崎礼次 役
- 松本清張スペシャル・わるいやつら(1985年4月2日、日本テレビ) - 下見沢作雄 役
- 徳川風雲録 御三家の野望(1986年1月2日、テレビ東京) - 山内伊賀介 役
- 親にはナイショで…(1986年1月10日 - 3月28日、TBS) - 木田高雄 役
- 二十歳の祭り(1986年10月6日、TBS)
- マンションの鍵貸します ジャック・レモンによろしく(1986年12月24日、TBS)
- What'sマイケル?II(1987年7月27日、フジテレビ)
- ゴリラ・警視庁捜査第8班第1話スペシャル「ポリスアドベンチャー」(1989年4月2日、テレビ朝日) - 秋葉礼次 役
- ドラマスペシャル その人の名を知らず(NHK)
- 続・蒲田行進曲 銀ちゃんが行く(1991年12月30日、TBS)
- 美味しんぼ(1994年1月7日、フジテレビ) - 海原雄山 役
- 月曜ドラマスペシャル・女王蜂(1994年4月4日、TBS) - 大道寺欣造 役
- 家族A(1994年10月13日 - 12月8日、TBS) - 佐山大吾郎 役
- 透明人間(1996年、日本テレビ) - ※「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」での企画の一環としてエキトスラの役で出演。
- ブラザーズ(1998年4月13日 - 6月29日、フジテレビ) - 藤原真学 役
- 加賀百万石〜母と子の戦国サバイバル(1999年1月3日、NHK) - 前田利家 役
- 夏の日の恋〜Summer Time〜(2002年6月24日 - 7月29日、NHK) - ホームレス 役
- 東京庭付き一戸建て(2002年7月10日 - 9月4日、日本テレビ) - 溜山一男 役
- 私立探偵 濱マイク第6話(2002年8月5日、日本テレビ)
- ブラックジャックによろしく(2003年4月11日 - 6月20日、TBS) - 北三郎 役
- タイムリミット(2003年6月25日、TBS) - 深見順 役
- ヤンキー母校に帰る(2003年10月10日 - 12月12日、TBS) - 岩崎達 役
- 砂の器(2004年1月18日 - 3月28日、TBS) - 本浦千代吉 役
- 逃亡者 RUNAWAY(2004年7月18日 - 9月26日、TBS) - 来栖慶介 役
- 大化改新(2005年1月1、2日、NHK) - 蘇我毛人 役
- ハチロー〜母の詩、父の詩〜(2005年1月24日 - 3月21日、NHK) - 佐藤紅緑 役
- エンジン(2005年4月18日 - 6月27日、フジテレビ) - 神崎猛 役
- ウォーカーズ〜迷子の大人たち(2006年・NHK土曜ドラマ)- 坂田洋平 役
- きらきら研修医(2007年1月11日 - 3月22日、TBS)- 壇ノ浦龍平 役
- おシャシャのシャン!(2008年1月10日、NHK)- 里崎重雄 役
- 刑事の現場(2008年3月、NHK土曜ドラマ) - 鵜飼公平 役
- 白洲次郎(2009年2月28日、3月7日、9月23日、NHK) - 吉田茂 役
- 春さらば〜おばあちゃん天国に財布はいらないよ〜(2009年3月25日、テレビ東京) - 海野洋二 役
- 火の魚[1](2009年7月24日、NHK広島放送局) - 村田省三 役
- 不毛地帯(2009年10月15日 - 2010年3月12日、フジテレビ) - 大門一三 役
- 新参者(2010年4月18日 - 2010年6月20日、TBS) - 寺田玄一 役
- 高校生レストラン(2011年5月7日 - 2011年7月2日、日本テレビ) - 村木定俊 役(特別出演) ※遺作テレビドラマ
映画[編集]
- 復讐の歌が聞える(1968年・松竹・監督:貞永方久、山根成之) - 竹中克己 役
- 若者はゆく〜続若者たち〜(1969年)
- 反逆のメロディー(1970年・日活・監督:澤田幸弘) - 主演・塚田哲 役
- 新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970年・日活) - 松方直 役
- 野良猫ロック 暴走集団'71 (1971年・日活・監督:藤田敏八) - ピラニア 役
- 関東流れ者(1971年)
- 関東幹部会(1971年・日活・監督:澤田幸弘) - 矢島和也 役
- 八月の濡れた砂(1971年・日活) - 神父 役
- 無宿人御子神の丈吉シリーズ(東宝・監督:池広一夫) - 主演・御子神の丈吉 役
- 無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた(1972年)
- 無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた(1972年)
- 無宿人御子神の丈吉 黄昏に閃光が飛んだ(1973年)
- 夕映えに明日は消えた(1973年、東宝)※未公開
- 赤い鳥逃げた?(1973年、東宝)
- 修羅雪姫 怨み恋歌(1974年)
- 竜馬暗殺(1974年) - 主演・坂本竜馬 役
- 田園に死す(1974年)
- 祭りの準備(1975年) - 中島利広 役
- 裸足のブルージン(1975年・監督:藤田敏八) - 山本聡 役
- 君よ憤怒の河を渉れ(1976年・松竹)
- やさぐれ刑事(1976年・松竹・監督:渡辺祐介)
- 反逆の旅(1976年・松竹・監督:渡辺祐介)
- 悲愁物語(1977年・松竹)
- はなれ瞽女おりん(1977年・監督:篠田正浩)
- 大地の砦(1978年)
- 柳生一族の陰謀 (1978年・東映) - 名護屋山三郎 役
- 原子力戦争 (1978年・ATG) - 主演・坂田正首 役
- 夜が崩れた(1978年・監督:貞永方久)
- 犬笛(1978年)
- オレンジロード急行(1978年・松竹・監督:大森一樹)
- 正午なり(1978年・ATG・監督:後藤幸一)
- さらば映画の友よ インディアンサマー(1979年・日本ヘラルド映画) - 鱈坂俊二 役
- 闇の狩人(1979年・松竹) - 谷川弥太郎 役
- ツィゴイネルワイゼン(1980年) - 主演・中砂糺 役
- 夕暮まで(1980年)
- ヒポクラテスたち(1980年) - 徳松助 役
- ミスター・ミセス・ミス・ロンリー(1980年)
- スローなブギにしてくれ(1981年・監督:藤田敏八)
- 陽炎座(1981年・日本ヘラルド映画)
- 水のないプール(1982年) - 社長 役
- TATTOO<刺青>あり(1982年)
- 卍(1983年)
- 泪橋(1983年)
- すかんぴんウォーク(1984年・東宝)-矢作努 役
- 海燕ジョーの奇跡(1984年)
- さらば箱舟(1984年・監督:寺山修司) - 時任大作 役
- ユー★ガッタ★チャンス(1985年)-合田達郎 役
- 生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言(1985年) - 宮里ススム 役
- 友よ、静かに瞑れ(1985年・東映セントラルフィルム) - 高畠次郎 役
- 盗写/250分の1秒(1985年)
- コミック雑誌なんかいらない!(1986年) - プロデューサー 役
- キャバレー(1986年)
- ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け(1986年、監督:山川直人) - ハリイ・キャラハン 役
- ちょうちん(1987年・東映) - 町田 役
- あいつに恋して(1987年)
- アラカルト・カンパニー(1987年)
- この愛の物語(1987年・日本テレビ) - 大道寺 役
- さらば愛しき人よ(1987年)
- フライング 飛翔(1988年・監督:曾根中生)
- TOMORROW 明日(1988年・日本ヘラルド映画) - 山口 役
- キスより簡単(1989年)
- 螢(1989年)
- 夢見通りの人々(1989年)
- 出張(1989年)
- どついたるねん(1989年) - 左島牧雄 役
- 二十世紀少年読本(1989年)
- 浪人街(1990年・松竹) - 荒牧源内 役
- われに撃つ用意あり(1990年・監督:若松孝二) - 主演・郷田克彦 役
- 鉄拳(1990年・松竹) - 滝浦勇 役
- 獅子王たちの夏(1991年)
- ラスト・フランケンシュタイン(1991年・監督:川村毅)
- キスより簡単2 漂流編(1991年)
- 夢二(1991年) - 脇屋宗吉 役
- 無能の人(1991年)
- いつかギラギラする日(1992年) - 殺し屋 役
- 寝盗られ宗介(1992年・監督:若松孝二)
- 結婚(1993年)
- シンガポールスリング(1993年・松竹) - ケン 役
- 中指姫 俺たちゃどうなる?(1993年)
- 修羅場の人間学(1993年) - 安藤昇 役
- ファザーファッカー(1995年)
- 眠れる美女(1996年・東宝)
- ハンテッド(1995年)
- 陽炎2(1996年) - 沢田進
- ビリケン(1996年)
- 鬼火(1997年・ギャガ・コミュニケーションズ) - 主演・国広法康 役
- 恋極道(1997年)
- プープーの物語(1998年)
- 戦後在日五〇年史 在日(1998年) - ナレーション
- ビッグ・ショー! ハワイに唄えば(1999年)
- 白痴(1999年)
- アナザヘヴン(2000年・松竹) - 飛鷹健一郎 役
- ざわざわ下北沢(2000年) - 主演・九四郎 役
- スリ(2000年・監督:黒木和雄) - 主演・海藤正彦 役
- PARTY7(2000年・東北新社) - キャプテンバナナ 役
- KT(2002年・シネカノン) - 神川昭和 役
- 凶気の桜(2002年・東映) - 青田修三 役
- あずみ(2003年・東宝) - 小幡月斎 役
- ナイン・ソウルズ(2003年・東北新社) - 長谷川虎吉 役
- 昭和歌謡大全集(2003年・シネカノン) - 金物屋の店主 役
- 美しい夏キリシマ(2003年) - 日高重徳 役
- HARUKO ハルコ(2004年) - ナレーション
- 天国の本屋〜恋火(2004年・松竹) - ヤマキ 役
- 父と暮せば(2004年・衛星劇場) - 竹造 役
- IZO(2004年) - 茶室の老主人 役
- ニワトリはハダシだ(2004年・衛星劇場) - 大浜守 役
- あずみ2 Death or Love(2003年・東宝) - 小幡月斎 役
- 亡国のイージス(2005年・日本ヘラルド映画) - 梶本幸一郎 役
- ガラスの使徒(2005年)
- ウォーターズ(2006年)
- 花よりもなほ(2006年) - 小野寺秀和 役
- 映画監督って何だ!(2006年)
- 悪夢探偵(2007年)
- どろろ(2007年・東宝) - 寿海 役
- オリヲン座からの招待状(2007年・東映)
- Little DJ〜小さな恋の物語(2007年・デスペラード)
- 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(2008年・若松プロダクション) - ナレーション
- 歩いても歩いても(2008年・シネカノン) - 横山恭平 役
- 火垂るの墓(2008年・パル企画) - 西宮 役
- たみおのしあわせ(2008年・スタイルジャム) - 神埼伸男 役
- ウルトラミラクルラブストーリー(2009年・監督:横浜聡子)
- 黄金花 -秘すれば花、死すれば蝶-(2009年・監督:木村威夫) - 太秦・牧草太郎 役
- 座頭市 THE LAST(2010年)
- ロストクライム -閃光-(2010年・角川映画)
- 奇跡(2011年) - 山本亘 役
- 大鹿村騒動記(2011年) - 主演・風祭善 役 ※遺作映画
舞台[編集]
- 鹿の園(1969年、俳優座 作:ノーマン・メイラー 演出:安井武)
- 狂人なおもて往生をとぐ(1970年、俳優座 作:清水邦夫 演出:西木一夫)
- あなた自身のためのレッスン(1970年、俳優座 作:清水邦夫 演出:西木一夫)
ゲーム[編集]
- ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒(2005年) - レグナ
バラエティ[編集]
- 笑っていいとも! (フジテレビ) ※「テレフォンショッキング」のコーナーには15回出演していた。
- タモリ倶楽部 (テレビ朝日) ※「タモリ電車クラブ」企画にバラエティ番組として唯一のレギュラーゲスト。原田の趣味の一つである鉄道風景が趣味で「タモリ電車クラブ」の企画に随時出演。長年タモリとは親交があり、2003年頃から不定期出演していた。2011年に他界後は「タモリ電車クラブ 名誉会員」の称号を与えられた。
ラジオドラマ[編集]
- FMラジオ劇場「優しさごっこ」(1979年、NHK-FM)
- アドベンチャーロード「山猫の夏」(1985年、NHK-FM)※原作:船戸与一
- FMシアター「原生林に降る雨」(1986年、NHK-FM)※原作:開高健『耳の物語』
- FMシアター「飛ばせハイウェイ、飛ばせ人生」(2011年、NHK-FM)※第38回放送文化基金賞「ラジオ番組賞」受賞
ナレーション[編集]
- 九州旅客鉄道(JR九州)ネットムービー『鉄道物語』
- 鉄子の旅(テレビアニメ)
- 鉄道模型ちゃんねる「究極の鉄道模型製作プロジェクト 夢のヨーロッパ世界遺産鉄道に挑む!」(2008年8月30日、BSジャパン)
PV[編集]
- YUKI「うれしくって抱きあうよ」(2010年2月17日、エピックレコーズ)
CM[編集]
- キリンライトビール ※松田優作、宇崎竜童と共演
- キリンシャウト ※稲尾和久、スコット・ノートンと共演
- JTNEXT
- サントリーモルツ
- サントリーBOSS
- サントリー角瓶
- 富士通FMV
- トヨタ自動車クレスタ
- キリンコクの時間
受賞歴[編集]
- キネマ旬報賞
- 1975年 助演男優賞 『祭りの準備』
- 1989年 助演男優賞 『どついたるねん』『キスより簡単』『夢見通りの人々』『出張』
- 1992年 主演男優賞 『寝盗られ宗介』
- 2000年 主演男優賞 『スリ』『ざわざわ下北沢』『PARTY 7』
- 2011年 主演男優賞 『大鹿村騒動記』
- ブルーリボン賞
- 1975年 助演男優賞 『祭りの準備』
- 1990年 主演男優賞 『浪人街』『われに撃つ用意あり』
- 2011年 特別賞
- 報知映画賞
- 1989年 助演男優賞 『どついたるねん』
- 2004年 助演男優賞 『美しい夏キリシマ』『父と暮せば』『ニワトリはハダシだ』
- 毎日映画コンクール
- 1989年 男優助演賞 『どついたるねん』『出張』『キスより簡単』『夢見通りの人々』
- 1997年 男優主演賞 『鬼火』
- 日刊スポーツ映画大賞
- 1990年 主演男優賞 『浪人街』『われに撃つ用意あり』
- 1992年 主演男優賞 『寝盗られ宗介』
- ヨコハマ映画祭
- 第11回 助演男優賞 『どついたるねん』『出張』『キスより簡単』
- 第19回 主演男優賞 『鬼火』
- 第33回 ヨコハマ映画祭最優秀男優賞※日本映画とヨコハマ映画祭に忘れ得ぬ偉大な足跡を残した名優の名をわが映画祭の永久欠番とするために。
- 日本アカデミー賞
- 第35回 最優秀主演男優賞 『大鹿村騒動記』[2]
- 第35回 会長特別賞※この年『大鹿村騒動記』に主演、堂々たる演技の結実を見せたが公開直後に死去した。『寝取られ宗介』『浪人街』『われに撃つ用意あり』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞。永年に渡り俳優として日本映画界を牽引し続けたその業績に対して贈られた。
ディスコグラフィー[編集]
シングル[編集]
発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1973年 | ポリドール | EP | DR-1741 | A | 赤い鳥逃げた? | 福田みずほ | 樋口康雄 | 歌唱:安田南
映画「赤い鳥逃げた?」オリジナル・サウンドトラック | |
B | 愛情砂漠 | ||||||||
1976年1月 | ビクターレコード
ディスコメイト |
EP | DSK-107 | A | 風が吹きます | 桃井かおり | 田山雅充 | クニ河内 | |
B | 赤坂・一ッ木・どん底周辺 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 山木幸三郎 | |||||
1978年 | EP | DSK-126 | A | 赤い靴の憂歌 | 篠塚満由美 | 荒木一郎 | 小谷充 | ||
B | 護送車を見送って | 篠塚満由美 | 戸塚修 | ||||||
1979年5月 | EP | DSK-129 | A | レイジー・レディー・ブルース | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | |||
B | Iigusa = いいぐさ | 桃井かおり | 荒木一郎 | 山木幸三郎 | |||||
1980年 | EP | DSK-202 | A | I Saw Blues | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 大木トオル | 演奏・ダウウンタウン・ファイティング・ブギウギバンド | |
B | 10 Dollars Angel(10ドルの天使) | 大木トオル
訳:宇崎竜童 |
大木トオル | 演奏・ダウウンタウン・ファイティング・ブギウギバンド | |||||
1982年5月 | EP | DSK-205 | A | It's All Right | 島武実 | 宇崎竜童 | キリン「ライトビール」 CMソング
演奏・サッキング・ルージュ | ||
B | ブルースで死にな | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 演奏・サッキング・ルージュ | |||||
1983年 | フィリップス | EP | 7PL-131 | A | ニューヨーク漂流 | 阿木燿子 | 井上大輔 | 椎名和夫 | 松竹映画「魚影の群れ」主題歌 |
B | Bright light, in the sea | 東海林良 | 玉置浩二 | デュエット:アンリ菅野 | |||||
1985年 | EP | 7PL-197 | A | It's All Right | 島武実 | 宇崎竜童 | |||
B | ミッドナイト・カフェ | 松本一起 | 船山基紀 | 大野久雄 | |||||
1989年11月8日 | 東芝EMI | 8cmCD | TODT-2448 | 1 | HONEY | 大津あきら | NOBODY | 川村栄二 | 映画「どついたるねん」主題歌 |
2 | DON'T WORRY | ||||||||
1989年12月20日 | 8cmCD | TODT-2567 | 1 | 新宿心中 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 中村暢之 | 映画「われに撃つ用意あり READY TO SHOOT」主題歌 | |
2 | 魂の1/2 | ||||||||
1994年3月16日 | 8cmCD | TODT-3203 | 1 | 味な関係 | 宇崎竜童 | 中村暢之 | |||
2 | 悪な女たち |
アルバム[編集]
発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | アルバム | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1977年12月 | ビクターレコード
ディスコメイト |
LP | DSK-5001 | LAST ONE
Side:A
Side:B
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2011年12月14日 | EMIミュージック・ジャパン | CD(紙ジャケ) | TOCT-11416 | ||
1978年 | ビクターレコード
ディスコメイト |
LP | DSK-5007 | Lazy Lady Blues
Side:B
|
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1981年 | ビクターレコード
ディスコメイト |
LP | DSK-8002 | JUST SOME BLUES
※ 宇崎竜童、大木トオル共同プロデュース ※ 全編曲、大木トオル・D.T.F.B.W.B・J.H.コンセプション Side:A
Side:B
|
|
2013年10月30日 | ユニバーサルミュージック | CD | TYCN-80006 | ||
1982年 | ビクターレコード
ディスコメイト |
LP | DSK-2001〜2 | 原田芳雄ライブ
※ 1982年10月7・8・9日の渋谷パルコ PART3でのライブ音源を収めた2枚組 Side:A
Side:B
Side:C
Side:D
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1982年 | ビクターレコード
ディスコメイト |
LP | DSK-4003 | イッツ・オーライ 原田芳雄ブルース・ベスト・アルバム
Side:A
Side:B
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1983年 | ビクターレコード
ディスコメイト |
LP | DSK-8003 | OH!YEAH!! BLUES PARADISE
※ プロデュース:宇崎竜童 Side:A
Side:B
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2013年10月30日 | ユニバーサル ミュージック | SHM-CD | TYCN-80007 | ||
1983年 | フィリップス | LP | 28PL-60 | EXIT
Side:A
Side:B
|
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1985年 | フィリップス | LP | 28PL-97 | B
Side:A
Side:B
|
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1989年12月20日 | 東芝EMI | CD | TOCT-5584 | OLD DOG
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1990年7月18日 | 東芝EMI | CD | TOCT-5731 | 原田芳雄“BLUE”/横浜ホンキー・トンク・ブルース
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1990年7月18日 | 東芝EMI | CD | TOCT-5732 | 原田芳雄“RED”/B級パラダイス
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1991年9月20日 | 東芝EMI | CD | TOCT-6254 | 天然色
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2006年6月21日 | ユニバーサルミュージック | CD | ゴールデン☆ベスト
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2006年デジタルリマスター盤 | |
2011年11月23日 | ユニバーサルミュージック | CD | TOCT-11111 | ||
2018年12月5日 | ユニバーサルミュージック | CD | TYCN-60156 |
エッセイ・写真集・回想[編集]
- 『B級パラダイス 俺の昨日を少しだけ 原田芳雄エッセイ集』(ベストセラーズ、1982年、復刻2011年)
- 『原田芳雄 風来去』(原田章代企画・監修、日之出出版、2012年)
- 『LiVE 原田芳雄写真集』(リトルモア、2012年)三浦麻旅子撮影、2008年2月28日のライブ写真
- 『俳優 原田芳雄』(原田章代・山根貞男共著、キネマ旬報社、2020年)
脚注[編集]
- ↑ 番組エピソード 文豪の世界への誘い 〜大作家の作品のドラマ化〜 -NHKアーカイブス
- ↑ “第35回日本アカデミー賞優秀賞発表!”. 日本アカデミー賞協会. 2012年3月3日確認。