松田優作
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松田 優作(まつだ ゆうさく、1949年9月21日- 1989年11月6日) は、日本の俳優、歌手。
プロフィール[編集]
概要[編集]
文学座付属演技研究所十二期生。
主な出演作品は『太陽にほえろ!』、『俺たちの勲章』、『大都会 PARTII』、『探偵物語』、『遊戯シリーズ』、『蘇える金狼』、『家族ゲーム』、『探偵物語』、『ブラック・レイン』など。
人物[編集]
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家族[編集]
- 劇団仲間であり、後に『完全なる飼育』などの代表作を持つ作家・松田美智子と1975年(昭和50年)9月21日に結婚し、長女が生まれるも、女優・熊谷美由紀(現・松田美由紀)との不倫が原因で1981年(昭和56年)12月24日に離婚。美由紀とは『探偵物語』の共演で出会い、「今まで見たことが無いエキセントリックな女だ」と衝撃を受け、「この女から離れられない」と感じたという。龍平出産後の1983年に結婚。
- 美由紀との間に、順に長男・龍平、次男・翔太、次女・Yuki[1][注釈 1]がいる。
出演[編集]
映画[編集]
1973年(昭和48年)
1974年(昭和49年)
- ともだち、日活児童映画、監督: 澤田幸弘 - 小松 役
- 竜馬暗殺、映画同人社・ATG、監督: 黒木和雄 - 右太 役
- 時代劇初出演で、竜馬の敵、右太役を演じている。
- あばよダチ公、日活、監督: 澤田幸弘 - 夏木猛夫 役
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)
1978年(昭和53年)
- 最も危険な遊戯、東映セントラルフィルム、監督: 村川透 - 鳴海昌平 役
- 殺人遊戯、東映セントラルフィルム、監督: 村川透 - 鳴海昌平 役
- 沖縄列伝・第一 島小 (しまぐわ)、自主ドキュメンタリー、監督: 吉田豊 - 松田はナレーションを担当。
1979年(昭和54年)
- 乱れからくり、東宝、監督: 児玉進 - 勝敏夫 役
- 俺達に墓はない、東映セントラルフィルム、監督: 澤田幸弘 - 島勝男 役
- 蘇える金狼、東映・角川映画、監督: 村川透 - 朝倉哲也 役
- 処刑遊戯、東映セントラルフィルム、監督: 村川透 - 鳴海昌平 役
1980年(昭和55年)
- レイプハンター 狙われた女、にっかつ、監督: 澤田幸弘 - 保険勧誘員 役 (ゲスト出演)
- 薔薇の標的、東映、監督: 村川透 - バーの客 矢沢 役 (友情出演)
- 野獣死すべし、東映・角川映画、監督: 村川透 - 伊達邦彦 役
1981年(昭和56年)
- ヨコハマBJブルース、東映セントラルフィルム、監督: 工藤栄一 - BJ 役
- 陽炎座、シネマ・プラセット、監督: 鈴木清順 - 松崎春狐 役
1983年(昭和58年)
- 家族ゲーム、にっかつ・NCP・ATG、監督: 森田芳光 - 吉本勝 役
- 探偵物語、東映・角川映画、監督: 根岸吉太郎 - 辻山秀一 役
- ※テレビドラマ「探偵物語」(1979年 - 1980年)は無関係。
1985年(昭和60年)
1986年(昭和61年)
- ア・ホーマンス、東映・キティフィルム、監督:松田優作 - 風 役
1988年(昭和63年)
1989年(平成元年)
テレビドラマ[編集]
1975年(昭和50年)
- 俺たちの勲章、NTV・東宝 - 中野祐二 役
1976年(昭和51年)
- 大都会 闘いの日々、NTV・石原プロ - 第4話「協力者」ゲスト出演 松宮次郎 役
- 夫婦旅日記 さらば浪人、CX - 第17話「群狼の街」ゲスト出演
- 大都会 PARTII、NTV・石原プロ - 徳吉功 役
1977年(昭和52年) 10月 - 11月
1978年(昭和53年)
- 大追跡、NTV・東宝 - 最終回ラストシーンにゲスト出演
1979年(昭和54年)
- あめゆきさん、TBS - 山田わかの恋人 役
- 探偵物語、NTV - 工藤俊作 役
1982年(昭和57年)
- 春が來た、ANB - 風見 役
- 死の断崖、NTV・セントラルアーツ - 尾形徹男 役
- 新・事件 ドクターストップ、NHK - 相沢清二 役
- ホームスイートホーム、NTV - 第8話 - 第11話ゲスト出演
- あんちゃん、NTV - 第15話・第16話ゲスト出演 山本倉三 役
1983年(昭和58年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1988年(昭和63年)
- 土曜ワイド劇場、桜子は微笑う ラストエンペラーに仕掛けられた妖しい女の罠、ANB - 梔子玲三 役
1989年(平成元年)
- 華麗なる追跡 THE CHASER、10月7日・NTV - 兼城直也 役
ドキュメンタリー[編集]
- SOUL RED 松田優作(2009年、ファントム・フィルム) - 生誕60周年及び没後20周年を機にして作られたドキュメンタリー映画
- ラストデイズ「お前は、オレになれる」松田優作×香川照之(2010年12月22日、NHK)
- 喫茶優作(2013.10.06-11.03、BS朝日)
- 喫茶優作 PART2(2014.10.05-11.02、BS朝日)
広告・テレビコマーシャル[編集]
- マンダム「GATSBY(ギャツビー)」:ハイチで撮影されたが、優作はハイチのラム酒を手みやげに持ち帰った。そのラム酒が店の定番になったと、レディジェーンの大木店長は述懐している。また80年代に海外でCM撮影した際には、タンゴで使用する楽器、バンドネオンを購入してきたという。(1985年 − 1988年)
- キッコーマン「トライアングル」
- 麒麟麦酒「キリンライトビール」
- 日本ビクター(現:JVCケンウッド)
- サッポロ飲料(現:ポッカサッポロフード&ビバレッジ)「JACK」− 没後に制作。
- Schick - 没後に制作。「探偵物語」の工藤俊作をメインキャラクターにキャンペーンを展開 (2008年)
- グンゼ 「The GUNZE」- 没後に制作。「探偵物語」の工藤俊作をキャラクターとしたコマーシャルを作成
など
映画主題歌担当[編集]
ディスコグラフィ[編集]
シングル[編集]
発売日 | 規格 | 規格品番 | 面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
東宝レコード | |||||||
1976年 | EP | XT-5009 | A | 銀次慕情 | 松田優作 | 山西道広 | あかのたちお |
B | 居酒屋 | 佐井好子 | 大野雄二 | ||||
ビクターレコード | |||||||
1978年7月25日 | EP | VIH-1023 | A | Uターン | 島武実 | 宇崎竜童 | 大野雄二 |
B | ひとよ酒 | 佐井好子 | |||||
1980年5月21日 | EP | VIH-1503 | A | 白昼夢 | 松田優作 | 芳野藤丸 | 大谷和夫 |
B | UPWARD MORE | 東海林良 | |||||
1981年4月21日 | EP | VIH-1539 | A | ブラザーズ・ソング[注釈 2] | 大津あきら | 鈴木キサブロー | 今剛、川村栄二 |
B | LADY | 竹田和夫 | クリエイション | ||||
1981年4月21日 | EP | VIH-1644 | A | 夢・誘惑 | EX、松田優作 | 梅林茂 | |
B | 246の幾何学 Geometry 246 | 松田優作 | |||||
1985年3月21日 | EP | VIH-1662 | A | ワン・フロム・ザ・ハート One From The Heart[注釈 3] | 松田優作 | 梅林茂 | |
B | ナイト・パフォーマンス Night Performance |
アルバム[編集]
発売日 | 規格 | 規格品番 | タイトル | 備考 |
---|---|---|---|---|
東宝レコード | ||||
1976年7月25日 | LP | AX-5001 | まつりうた | |
ビクターレコード | ||||
1978年8月25日 | LP | VIH-6028 | Uターン | |
1980年5月1日 | LP | VIH-6070 | TOUCH
Side:A
Side:B
|
|
1997年2月21日 | CD | VICL-15060 | ||
1981年5月21日 | LP | VIH-28039 | HARDEST DAY
Side:A
Side:B
|
|
1997年2月21日 | CD | VICL-15061 | ||
1981年11月21日 | LP | VIH-28068 | HARDEST NIGHT LIVE
Side:A
Side:B
|
|
1997年2月21日 | CD | VICL-15062 | ||
2017年3月8日 | CD(紙ジャケ) | VICL-64746 | 2017年デジタル・リマスタリング盤 | |
1982年11月21日 | LP | VIH-28106 | INTERIOR
Side:A 「OPEN YOUR EYES SIDE Performed with EX」
Side:B 「CLOSE YOUR EYES SIDE Performed with KATSUO OHNO BAND」
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1997年2月21日 | CD | VICL-15063 | ||
1985年3月21日 | LP | VIH-28210 | DEJA-VU
※ 松田優作 with EX Side:A
Side:B
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1997年2月21日 | CD | VICL-15064 | ||
1987年4月21日 | LP | VIH-28287 | D.F. NUANCE BAND
Side:A
Side:B
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|
1997年2月21日 | CD | VICL-15065 | ||
1990年2月21日 | CD | VICL-22009 | Yusaku Matsuda 1978-1987
|
|
1997年2月21日 | CD | VICL-2180 | ||
2008年6月11日 | CD | B00120VGXM | コンプリートボックス「SLOW NUANCE」
※ 「まつりうた」~「D.F. NUANCE BAND」までの8枚セット |
関連著書他[編集]
- 『NHK 知るを楽しむ 私のこだわり人物伝』2006年(平成18年)4・5月号、5月放送分・語りと著・リリー・フランキー
- 『松田優作+丸山昇一 未発表シナリオ集』(幻冬舎: のち幻冬舎アウトロー文庫)
- 『松田優作全集 改訂版』 (松田美由紀編、幻冬舎)
- 『越境者 松田優作』 (松田美智子、新潮社: のち新潮文庫。『永遠の挑発 松田優作との21年』(リム出版)に加筆訂正したもの)
- 『松田優作DVDマガジン』(2015年5月26日創刊、全41巻、講談社) - 『探偵物語』全話と、アンケートの結果による人気映画作品を収録[3]。映像特典やマガジンに関係者へのインタビューなどを収録。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 2019年3月現在、本人のTwitterアカウントのプロフィールでは「Yuki Matsuda」および「ゆう姫」と表記されている[2]。
- ↑ 映画「ヨコハマBJブルース」主題歌。
- ↑ 松田優作 with EX。
出典[編集]
- ↑ “優作さん娘ベール脱ぐ 6月CDデビュー、12年から素性隠し活動”. Sponichi Annex (2015年5月12日). 2015年5月12日確認。
- ↑ “YJY(@YJYmusic)さん | Twitter”. 2019年3月19日確認。
- ↑ 創刊号に付属のシリーズガイドより。