船戸与一(ふなど よいち、1944年2月8日-2015年4月22日)は、作家。
本名・原田建司。筆名・豊浦志朗。山口県下関市生まれ。早稲田大学法学部卒。1984年『山猫の夏』で吉川英治文学新人賞を受賞。87年『猛き箱船』で日本冒険小説協会大賞受賞。89年『伝説なき地』で日本推理作家協会賞受賞。91年『砂のクロニクル』で山本周五郎賞受賞。2000年『虹の谷の五月』で直木賞受賞。
福田和也が『作家の値うち』で船戸の作品をこきおろした直後に、直木賞を受賞して話題になった。