S
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S(エス)とは、アルファベットの19文字目。子音字。小文字はs。QWERTY配列で、英字中段の左から2文字目。アルファベット読みの発音の呼称は、英語のスペルでは「es」「ess」、発音記号は「es」。Sの字形は、大文字(S)・小文字(s)両方とも同じ形で、大きさだけ違う。
意味[編集]
- ローマ字での発音・ローマ字入力では「さ行」。ローマ字入力で、「S+母音」=「SA SI SU SE SO」→「さ・し・す・せ・そ」となるが、「さ行」が「さ.し.す.せ.そ」だと、「し」だけ変則的な「さ行」で、不完全な『さ行』の調音なので、完全な『さ行』の調音は、「さ」と同じ調音で、「『発音記号:s(ス)』+母音」=「さ.すぃ.す.せ.そ」となる。SIは、フォニックスでは、母音をローマ字読みに従って書くと「スィ」、ローマ字入力では「し」。「し」は、ヘボン式では「SHI」である。もし、ヘボン式で、「し=SI」にすると、「SI=すぃ」と読まれてしまうので要注意。「すぃ」は、ローマ字入力では分割入力である「SUXI」(一括入力でする場合は「SWI」)と打たなければならない。
Sのフォニックスは「ス(s)=さ行」であるが、「ス(s)=さ行」だけではなく、Zのフォニックスと同じ「ズ(z)=ざ行」で発音するものもある。「サイレントS」もある。「サイレントS」の英単語は、island, aisle,Carlisleがある。
ただし、「SION」のスペルでセットになった場合のSは、「ʃ(シュ)」「ʒ(ジュ)」になり、従って、「SION」のフォニックスは「ʃɑn(フォニックス読み:ショァン、日本語のカタカナ表記:ション)」「ʒɑn(フォニックス読み:ジョァン、日本語のカタカナ表記:ジョン)」となる。
- サイズで、小さい(Small)の頭文字。
- 方角で、南(South)を表す。磁石のS極。
- 時間の単位で、秒(second)の略号。
- 原子番号第16番「硫黄(Sulfur)」。
- ソロ(Solo)の頭文字。
- 柔らかい(軟らかい)(Soft)の頭文字。
- 音楽用語で、音域名の一つで、ソプラノ(Soprano)を表す記号。
- 彩度、鮮やかさ(Saturation)の頭文字。
- 短い(Short)の頭文字。
- 音楽用語で、シャープ(#、Sharp)の頭文字。
- 音楽用語で、和音機能で、サブドミナントの頭文字。「SD」とも書かれる。
- S字形のもの。例:S字フック。
- 毎日放送(MBSラジオ)のラジオ番組。→S (ラジオ番組)
- テレビ朝日のサッカードキュメンタリー番組。ソニー一社提供のミニ番組。→S THE STORIES
- 原作:小森陽一、作画:藤堂裕による漫画、およびそれを原作としたTBSテレビのテレビドラマ、その映画版。→S -最後の警官-
- しばしば変ホ(イタリア式ではミ♭、英米式ではE♭)をあらわす。これは、ドイツ式でこの音をEsと表記し、「エス」と読むことに由来する。
- フランツ・リストの作品目録番号のひとつ、サール番号。
- S (バンド) - 日本のヴィジュアル系ロックバンド。
- S (シドの曲) - シドの曲。
- S (椎名慶治のアルバム) - 椎名慶治のアルバム。
- S (蒼井翔太のアルバム) - 蒼井翔太のアルバム。
- S (Silent Sirenのアルバム) - Silent Sirenのアルバム。
- S (企業) - 日本の音楽プロデュース・アーティストマネージメント企業(株式会社S)。
- 携帯電話の電話機メーカーを指す符号。
- ニコンが発売しているコンパクトデジタルカメラ。S500、S200など。
- ショート。投資商品を売り建てること。空売り。株式や商品先物などの投資関連用語。⇔ロング (L)
- Sゲージ鉄道模型のこと。縮尺1/64、軌間22.4 - 22.5mmの鉄道模型の規格名称。
- S縒りはロープのより方の一種。逆方向の種類のものはZ縒りと称する。
- 特殊作戦群(陸上自衛隊の特殊部隊)のこと。一般隊員からは「S」と呼ばれる。報道陣の間では特戦群、特戦、特作とも略される。
- Mr.S - アニメ「アイカツ!」の登場人物。
- 営団地下鉄(現・東京メトロ)の旧社紋。
- 編集者・文筆家・歌人・住職・アニメ映画『コクリコ坂から』漫画原作者・群雄社出版編集局長の佐山哲郎の別名。
- 英語「Super」の略であり、ゲーム・マンガ・アニメ等ポップカルチャー領域における一種の能力値設定の評価単位として使用される。具体例としては『東京喰種』における「S~SSS級喰種」、『三國志シリーズ』における適正「S」、スマホガチャゲームにおける「SR(スーパーレアの意)」等が挙げられる。通常は段階評価基準の最高ランクである「A」ランクをも上回る規格外評価とされている。
ローマ字入力におけるS[編集]
SA | SI | SU | SE | SO |
---|---|---|---|---|
さ | し | す | せ | そ |
SHA | SHI | SHU | SHE | SHO |
しゃ | し | しゅ | しぇ | しょ |
SYA | SYI | SYU | SYE | SYO |
しゃ | しぃ | しゅ | しぇ | しょ |
SWA | SWI | SWU | SWE | SWO |
すぁ | すぃ | すぅ | すぇ | すぉ |
歴史[編集]
ギリシャ文字の「Σ(シグマ)」を由来とする。
各国語での読み方[編集]
多くの言語で、サ行の音を表す子音として使われる。ただし、母音に挟まれた場合にザ行音となる場合が多い。
言語 | 字名 | 語中での読み方 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
S | sa | si | su | ||
古典ラテン語 | エス | サ | スィ | ス | |
教会ラテン語 | エス | サ | スィ | ス | |
イタリア語 | エッセ | サ、ザ | スィ、ズィ | ス、ズ | どちらで読む場合もある |
スペイン語 | エセ | サ | スィ | ス | |
フランス語 | エス | サ、ザ | スィ、ズィ | スュ、ズュ | 語頭は前者、母音に挟まれた場合は後者 |
英語 | エス | セイ、ゼイ | サイ、ザイ | スー、ズー | 語頭は前者、母音に挟まれた場合は後者 |
ドイツ語 | エス | ザ | ズィ | ズ | |
ポーランド語 | エス | サ | シ | ス |
外部リンク[編集]
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