ローマ字表記

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ローマ字表記(ろーまじひょうき)は、日本語をラテン文字に書き表すときの表記方法である。母音と子音をアルファベットで組み合わせたもの。ローマ字入力の配列は、英字最上段の左から順番に「Q,W,E,R,T,Y,U,I,O,P」のQWERTY配列となっている。

ローマ字表記の種類[編集]

伝統的には、訓令式とヘボン式があるが、歴史的にはそれ以外の方法も使われていた。

  1. 訓令式 :国際標準化機構で採用し、小学校で教える。
  2. ヘボン式 :日本政府はパスポートや多くの国際交流の場で使用する。
  3. ワープロ式 :非公式であり、訓令式・ヘボン式と異なる第三の方法である。
  4. ポルトガル式ローマ字は、1603年『日葡辞書』で使われた表記法である。1604年~1608年に長崎で出版されたロドリゲス著『日本大文典』でも使われている。

入力法・表記法の重要ポイント[編集]

か行
  • ローマ字のか行はKとは限らず、一部にはCの場合もある。「*CA=か *CU=く *CO=こ」となる。そもそもCは完全なか行では無く、さ行も一部混ざっているので、Kであれば完全なか行となる。わかりやすく言えば、Cのフォニックスを参照。また、ローマ字のくは「QU」でも可。
ら行
  • ローマ字のら行は、LとRの2種類両方かと思いきや(?)、通常はRであって、Lではない。ら行をLで入力した場合、パソコンのローマ字設定の標準状態では、「LA LI LU LE LO」→「ぁぃぅぇぉ」と出てくる。→「小文字」を参照。ここで、LとRの違いについては、Lだと、舌を上の前歯の近くにある口の天井に付けて発音するら行で、Rは、舌を口の中のどこにも触れずに発音するら行で、実際は「ゥラ、ゥリ、ゥル、ゥレ、ゥロ」の発音に近く、ローマ字のら行の表記法は、Lと書くよりはRの方が、Lに比べてら行の発音が強調されていることを示しているのは確かなのだからである。ローマ字のら行が通常LではなくRなのは、そもそも、Lのように、舌を上の前歯の近くにある口の天井に付けて発音するら行はちょっと言いにくい場合もあり、Rに比べてら行の発音がやや弱いと思うので日本語にはないからであるかもしれない。

ら行の全体は、「*RYA=りゃ *RYI=りぃ *RYU=りゅ *RYE=りぇ *RYO=りょ *RA=ら *RI=り *RU=る *RE=れ *RO=ろ」となる。

小文字

ローマ字の小文字を打つ場合は、全てXを添えて打つ。パソコンのローマ字設定の標準状態では、Lを添えて打つものも含んでいる。小文字の全体は、「*XA=ぁ *XI=ぃ *XU=ぅ *XE=ぇ *XO=ぉ *XKA=ヵ *XKE=ヶ *XTU[XTSU]=っ *XYA=ゃ *XYU=ゅ *XYO=ょ *XWA=ゎ」となる。

訓令式とヘボン式の違い[編集]

日本語 訓令式 ヘボン式
SI SHI
ZI JI
TI CHI
TU TSU
HU FU
しゃ SYA SHA
じゃ ZYA JA
ちゃ TYA CHA
しゅ SYU SHU
じゅ ZYU JU
ちゅ TYU CHU
しょ SYO SHO
じょ ZYO JO
ちょ TYO CHO

その他・ワンポイント[編集]

  • ツァ=TSA、TSUXA、TUXA(モーツァルト)
  • ツェ=TSE、TSUXE、TUXE(ツェルニー)
  • ツォ=TSO、TSUXO、TUXO(スケルツォ)
  • デュ=DHU、DEXYU(デュアル)
  • フュ=FYU、FUXYU、HUXYU(フュージョン、フューチャー、コンフュージョン)
  • トゥ=TWU、TOXU(トゥッティ)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

参考文献・注釈[編集]