M
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M(エム)とは、アルファベットの13文字目。子音字。小文字はm。QWERTY配列で、英字最下段の右から1文字目。アルファベット読みの発音の呼称は、英語のスペルでは「em」、発音記号は「em」。
意味[編集]
- フォニックスでMは「ム(m)」の音に対応するが、「m」の発音記号を「ン」と発音するときもある。Mで発音する「ん」は、上下の唇を閉じたまま発音し終わる「ん」で、B(ば行)・P(ぱ行)・M(ま行)の子音の前の「ん」である。
- ローマ字での発音・ローマ字入力では「ま行の子音。「M+母音」=「MA MI MU ME MO」→「ま.み.む.め.も」。「ま行」の子音の他、B(ば行)・P(ぱ行)・M(ま行)の子音の前の「ん」のヘボン式にも用いられる。「ん」の後ろに「B(ば行)」「P(ぱ行)」「M(ま行)」の子音が来た場合の「ん」は、ヘボン式では「M」であり、ローマ字入力ではオプションで「M」「『ん』の単独入力の場合は『XM』」で打てるようにすべきである。なぜなら、大抵の「ん」は、「N」か「NN」で、Nは上下の唇を開いたまま発音し終わる「ん」であり、B(ば行)・P(ぱ行)・M(ま行)は、唇を閉じてから発音するもので、B(ば行)・P(ぱ行)・M(ま行)の子音の前の「ん」は、上下の唇を閉じたまま発音し終わる「M」で表記しないと、2つの発音がスムーズにつながりにくいからである。ローマ字入力で、「ん=XM」の理由については、「X」を参照。
- 単位で、メートル(metre)を意味する。
- 音楽用語で、小文字のmは、minor(マイナー・コード、短調、短音程)を意味する。大文字のMは、Major(メジャー・コード、長調、長音程)を意味する。メジャー・コードは、「M=大文字のM」、冒頭のみ大文字のMajorの最初の3文字「Maj」とも書かれる。「(Maj)」の場合、丸括弧()を付けて「(Maj)」と書く場合もある。ただし、コード(和音)タイプで、メジャー・コードの場合、通常、「M=大文字のM」や「(Maj)」は省略され、ルート音名のみを用いて表記する。メジャーコードは、コードネームの読み方は、「メジャー」は付ける必要は無く、メジャーは略し、コードシンボル・コードタイプが何も付いておらず、空白で、ルート音名、英語音名のみがそのままコードネームになる。
- 単位の接頭語、ミリ(milli)の略号。小文字のmを用いる。
- 単位の接頭語、メガ(Mega)の略号。大文字のMを用いる。
- 色で、マゼンタ(Magenta)の頭文字。
- 時間の単位、分(minute)の記号。
- サイズが標準であることを表す記号。Mediumの頭文字、Middleの頭文字。Middleはミドルサイズの略。
- 中央(Middle)の頭文字。
- 電子楽器における楽器音で、メインボイス(Main Voice)の頭文字。
- 弱音器または消音を意味する「ミュート(Mute)」の頭文字。
- 電卓で、計算時、メモリー(Memory)を意味する。
ローマ字入力におけるM[編集]
MA | MI | MU | ME | MO |
---|---|---|---|---|
ま | み | む | め | も |
MYA | MYI | MYU | MYE | MYO |
みゃ | みぃ | みゅ | みぇ | みょ |
各国語での読み方[編集]
フランス語では、後に母音が続くと「マ行(m)」の音になるが、後に母音が続かない時は発音しない。ただし、前の母音の発音が鼻母音に変わり、am,emは「アン」と「オン」の中間、im,eimは「アン」と「エン」の中間、umは「アン」「エン」「オン」の中間の様な発音になる。
外部リンク[編集]
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