Q

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Q(キュー)とは、アルファベットの17文字目。子音字。小文字はq。QWERTY配列で、英字上段の左から1文字目。アルファベット読みの発音の呼称は、英語のスペルでは「kew」「cue」「kue」、発音記号は「kjuː」。使用頻度は低い。

意味[編集]

  • フォニックスにおいて、Qの音価は「クォ(kw)」。英単語では、Qの後ろには必ずUが来て、「QU」のスペルでセットになり、「QU」で1つの子音として扱われ、「QU」の音価は有声音の「クゥ」で、「クゥ(kw)」と発音する。Qの後にくっ付いた場合のUは、Wの音価と同じ発音をするUで、「唇をすぼめた状態の『ウ』(w)=ウゥ」になる。
  • 英単語におけるQは、アラビア語からの借用語などにおいて、Qの後ろにU以外の文字が来ることもあり、「Qatar(カタール)」「Qantas」がある。また、アラビア語からの借用や、日本人の作った商標からの借用が理由で、Qの後ろに母音が来ない英単語もあり、「Iraq(イラク)」「choro Q(チョロQ)」がある。
  • ローマ字入力では「Q+母音」=「QA QI QU QE QO」→「くぁ.くぃ.く.くぇ.くぉ」という「くぁ行=『く』の拗音」の子音。「KW+母音」と同じ役割を持っている。従って、Q単体のフォニックスは、有声音の「クォ」で、「クォ(kw)」となる。
  • 質問のフランス語・英語表記(Question)の頭文字。

歴史[編集]

古いギリシャ文字の「Ϙ(コッパ)」を由来とする。

各国語での読み方[編集]

多くの言語で、QとUのセットで一つの子音として扱われ、カ行またはクヮの音を表す子音として使われる。

言語 字名 語中での読み方 備考
Q qua qui qu
古典ラテン語 クー クヮ クィ
教会ラテン語 クー クヮ クィ
イタリア語 クヮ クィ
スペイン語 - -
フランス語 キュ キュ
英語 キュー クウォウ クヮイ キュー
ドイツ語 クー クヴァ クヴィ クヴ
ポーランド語 - - - - 使用しない

外部リンク[編集]

ローマ字入力におけるQ[編集]

QA QI QU QE QO
くぁ くぃ くぇ くぉ
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