名鉄豊川線

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
豊川線から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動

豊川線
概要
系統豊橋方面
起終点起点:国府駅
終点:豊川稲荷駅
駅数5駅
路線記号TK
ウェブサイト豊川線
運営
開業1945年2月18日 (1945-02-18)
最終延伸1954年12月25日 (1954-12-25)
所有者名古屋鉄道
路線諸元
路線総延長7.2 km (4.5 mi)
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
電化直流1,500 V,
架空電車線方式
運行速度最高85km/h
外部リンク

豊川線(とよかわせん)は、名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線である。

特徴[編集]

国府駅豊川稲荷駅を結んでおり、全線が豊川市内にある。岐阜市近郊の600V区間廃止以降は、唯一の軌道線規格の路線であり、戦時中に国府〜市役所前(現・諏訪町)が豊川市内線として開業した時には路面電車規格の車両が運用されていた。

戦後、名古屋東岡崎方面から小坂井支線飯田線経由で豊川駅まで直通した電車で飯田線が逼迫したため、豊川市内線を名古屋本線直通可能に改良し、1954年(昭和29年)に豊川稲荷駅に延伸し、併せて豊川線に改称した。
1990年代までは、正月シーズンに臨時ダイヤが組まれ、名古屋本線直通の特急電車が1時間に2〜4往復設定されていた。現在、正月多客期は普通電車の増結のみで、臨時ダイヤ編成は行っていない。

国府駅、諏訪町駅、豊川稲荷駅が主要駅だが、八幡駅も豊川市民病院移転で豊川市が交通拠点に位置付けている。国府駅で名古屋本線と、豊川稲荷駅でJR飯田線豊川駅と接続している。

列車は、豊川線内で完結する普通と名鉄名古屋本線に直通する速達列車の2種類があり、2021年5月のダイヤ改正で平日日中の急行が豊川線内完結の普通列車に変更となった。また、10月のダイヤ改正では11〜14時台以外の時間帯においては、毎時片道4本の本数は改正前同様に確保されたものの、11〜14時台は毎時片道2〜3本となり、ほぼ20年前の本数に戻った。

乗車人員が多い駅は、国府駅(乗車人員約5,000人/日)、豊川稲荷駅(乗車人員約2,600人/日)、諏訪町駅(乗車人員約2,300人/日)の順であり、豊川稲荷に近い豊川稲荷駅よりも、名古屋方面からの最終電車が遅い国府駅の方が圧倒的に多く、豊川市の中心市街地に近い諏訪町駅が豊川稲荷駅に肉薄している。

種別[編集]

  • 準急(豊川線内は各駅に停車)
  • 急行(同上)
  • 特急(平日の豊川稲荷発のみ。豊川線内は各駅に停車)
  • 快速特急(同上)

駅一覧[編集]

駅番号 駅名 接続路線
NH04 国府駅 NH 名鉄名古屋本線
TK01 八幡駅  
諏訪新道信号場  
TK02 諏訪町駅  
TK03 稲荷口駅  
TK04 豊川稲荷駅 CD JR飯田線CD05 豊川駅

廃駅[編集]

  • 白鳥駅(1953年廃駅)
  • 八幡口駅(1972年信号場に格下げ後、1996年に信号場も廃止)
  • 市田駅(1972年、西寄りに八幡駅設置のため廃駅)
  • 諏訪新道駅(1972年信号場に格下げ)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

名古屋鉄道(名鉄)の路線一覧
NH名古屋本線 - TK豊川線 - GN西尾線 - GN蒲郡線 - MUMY三河線 - TT豊田線 - TA常滑線 - TA空港線 - CH築港線 - KC河和線 - KC知多新線 - ST瀬戸線 - TB津島線 - TBBS尾西線 - IY犬山線 - KG各務原線 -HM広見線 - KM小牧線 - TH竹鼻線 - TH羽島線
廃止路線 谷汲線 | 揖斐線 | 美濃町線 | 八百津線 | 挙母線 | 岩倉支線 | 一宮線 | 平坂支線 | 高富線 | 鏡島線 | 起線 | 安城支線 | 小坂井支線 | モンキーパークモノレール線