名鉄蒲郡線
蒲郡線 | |
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名鉄蒲郡線の走行風景 | |
概要 | |
系統 | ■西尾・蒲郡方面 |
起終点 | 起点:吉良吉田駅 終点:蒲郡駅 |
駅数 | 10駅 |
路線記号 | GN |
ウェブサイト | 西尾線・蒲郡線 |
運営 | |
開業 | 1929年8月11日 |
最終延伸 | 1936年11月10日 |
所有者 | 三河鉄道→名古屋鉄道 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 17.6 km (10.9 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 直流1,500 V, 架空電車線方式 |
運行速度 | 最高85km/h[1] |
外部リンク | |
名鉄蒲郡線(めいてつがまごおりせん)は、名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線。三河湾岸を走るローカル線である。
特徴[編集]
愛知県西尾市の吉良吉田駅と蒲郡市の蒲郡駅を結んでおり、西尾市と蒲郡市を通る。吉良吉田駅で名鉄西尾線と、蒲郡駅でJR東海道本線と接続している。かつては吉良吉田駅で名鉄三河線とも接続していた。
名鉄の公式サイトでは西尾線と一体的に紹介されており、「名鉄河和線と名鉄知多新線」、「名鉄常滑線と名鉄空港線」のように、西尾線と蒲郡線は主従関係にあるが、一体化したのは1960年の西尾線の架線電圧昇圧以降で、それまでは三河鉄道が開業させた経緯から三河線との関係が深い時期もあった。
西尾線の起点である新安城駅から吉良吉田駅までは急行が運行されている一方、吉良吉田駅から蒲郡駅までは普通電車しか運行されておらず、ワンマン運転である。
蒲郡線の途中駅はmanacaなど、交通系ICカード非対応である。
存続問題[編集]
ラッシュ時間帯を除いて車内は閑散としており、特に西尾市・蒲郡市の境界付近が酷い。名鉄によって廃止が検討されている路線のひとつであり、運行継続に際して西尾市や蒲郡市から補助金が投入されている。2025年(令和7年)までの存続は決定しているが、その後の動向は不明瞭である。存続の機運を高めるために、両市は中高生年代の蒲郡・西尾地区高校部活動交流大会などを開催している。
なお、東海道本線が「汽車ダイヤ」だった1970年〜1982年頃は、沿線に温泉地や観光地を抱える路線として、名古屋本線に直通する特急や急行が1時間あたり1往復運行されていた。所要時間面では、蒲郡〜新安城間で特急でも1時間を要して完全劣勢だったが、日中の本数面では国鉄より優位だった。
運行種別[編集]
- 普通
駅一覧[編集]
駅番号 | 駅名 | 接続路線 | 所在地 |
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GN13 | 吉良吉田駅 | GN13 名鉄西尾線 | 西尾市 |
GN14 | 三河鳥羽駅 | ||
GN15 | 西幡豆駅 | ||
GN16 | 東幡豆駅 | ||
GN17 | こどもの国駅 | ||
GN18 | 西浦駅 | 蒲郡市 | |
GN19 | 形原駅 | ||
GN20 | 三河鹿島駅 | ||
GN21 | 蒲郡競艇場前駅 | 東海旅客鉄道:CA 東海道本線(CA48 三河塩津駅) | |
GN22 | 蒲郡駅 | 東海旅客鉄道:CA 東海道本線(CA47 蒲郡駅) |
途中駅はすべて駅集中管理システム未対応の無人駅である。蒲郡駅とこどもの国駅は高架化されている。
廃駅[編集]
名称は廃止時のもの
- 宮崎口駅(吉良吉田駅 - 三河鳥羽駅間) - 1944年休止、1970年10月5日廃止
- 拾石駅(三河鹿島駅 - 蒲郡駅間) - 1968年10月1日廃止、塩津駅と統合し蒲郡競艇場前駅に
- 竹谷駅(三河鹿島駅 - 蒲郡駅間) - 1944年休止、1953年1月1日廃止、江畑駅と統合し塩津駅に
- 塩津駅(三河鹿島駅 - 蒲郡駅間) - 1968年10月1日廃止、拾石駅と統合し蒲郡競艇場前駅に
- 江畑駅(三河鹿島駅 - 蒲郡駅間) - 1944年休止、1953年1月1日廃止、竹谷駅と統合し塩津駅に
過去の接続路線[編集]
- 吉良吉田駅:名鉄三河線 - 2004年4月1日廃止
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 徳田耕一 『名古屋鉄道 今昔―不死鳥「パノラマカー」の功績』 交通新聞社〈交通新聞社新書〉、2017年8月、96頁。ISBN 978-4330819174。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 西尾線・蒲郡線 - 名古屋鉄道
名古屋鉄道(名鉄)の路線一覧 |