植木等
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植木 等(うえき ひとし、1926年12月25日 - 2007年3月27日)は、日本の俳優、コメディアン、歌手、ギタリスト、タレント。長男は作曲家の比呂公一。
プロフィール[編集]
- 出身地 - 愛知県名古屋市生まれ、三重県育ち
- 血液型 - AB型
- 所属 - ワタナベエンターテインメント
概要[編集]
旧制京北中学校、東洋大学専門部国漢科を経て、東洋大学文学部国漢科(旧制)卒業。
ハナ肇とクレージーキャッツのメンバー。
主な代表曲は『スーダラ節』など。
主なギャグは 「ハイ!それまでヨ」など。
人物[編集]
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主な出演[編集]
映画[編集]
「クレージー映画」も参照
- どんと行こうぜ(1959年、松竹)
- 足にさわった女(1960年、大映)
- ああ女難(1960年、東宝) - 巡査 役
- 腰抜け女兵騒動(1961年、東宝) - 植村伍長 役
- 大当たり三代記(1961年、松竹)
- スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ(1962年、大映)
- サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ(1962年、大映)
- 女難コースを突破せよ(1962年、東宝) - 原田 役
- 如何なる星の下に(1962年、東宝) - 大屋五郎 役
- 私と私(1962年、東宝) - 上田マネージャー 役
- 夢で逢いましょ(1962年、東宝) - 植村 役
- 若い季節(1962年、東宝) - 植木宣伝係長 役
- 女に強くなる工夫の数々(1963年、東宝) - 野口等 役
- ハイハイ3人娘(1963年) - 間宮甲太郎 役
- 続・若い季節(1964年) - 理髪店の客 役
- 君も出世ができる(1964年) - 酔ったサラリーマン 役
- 馬鹿まるだし(1964年、松竹)※ノンクレジット
- 喜劇 負けてたまるか!(1970年、東宝) - ナレーター
- 喜劇 泥棒大家族 天下を盗る(1972年) - 主演
- 喜劇 ここから始まる物語(1973年)- 主演
- 水戸黄門(1978年)
- 本日ただいま誕生(1979年、降旗康男監督)- 大沢雄平 役
- 思えば遠くへ来たもんだ(1980年、朝間義隆監督)
- すっかり…その気で!(1981年) - 有田伝八 役
- TATTOO<刺青>あり(1982年)
- ふしぎな國 日本(1983年)
- 逆噴射家族(1984年、石井聰亙監督)- 小林寿国 役
- 乱(1985年、黒澤明監督)- 藤巻信弘 役
- 俺ら東京さ行ぐだ(1985年)- 野々宮耕三 役
- 刑事物語 くろしおの詩(1985年、渡辺祐介監督)
- 祝辞(1985年、栗山富夫監督)
- 新・喜びも悲しみも幾歳月(1986年、木下惠介監督) - 第10回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞(『祝辞』の演技に対しても)
- 愛しのチィパッパ (1986年、栗山富夫監督)
- あいつに恋して(1987年)
- 精霊のささやき(1987年)
- トットチャンネル(1987年)
- 塀の中の懲りない面々(1987年)
- 会社物語 MEMORIES OF YOU(1988年)- 上木原等 役
- 遥かなる甲子園(1990年)- 校長 役(特別出演)
- 風の国(1991年)
- あした(1995年)金澤弥一郎 役 - 第8回日刊スポーツ映画大賞助演男優賞受賞
- 舞妓Haaaan!!!(2007年、遺作)
テレビドラマ[編集]
- OK横町に集まれ(1957年、日本テレビ) - 植木等初単独作
- 男嫌い(1963年、日本テレビ)
- おれの番だ!(1964年 - 1967年、TBS) - ハナ肇、谷啓、藤田まことと交代で主演
- 大市民(1966年、NHK) - 主演
- おきあがりこぼし(1970年、日本テレビ)
- ひとごろし(1970年3月8日、TBS) - 主演:双子六兵衛 役
- 植木等のそれ行けドンドン(1970年、TBS)
- 赤ひげ 第33話「氷の下の芽」(1973年、NHK)
- 長谷川伸シリーズ「江戸の花和尚」(1973年、NET) - 主演:熊んべ(花和尚)役
- 若さま侍捕物手帖 第15話「あの世からの落し物」(1973年、関西テレビ) - 河内山宗俊 役
- ぶらり信兵衛 道場破り 第1話「人情裏長屋」(1973年、フジテレビ)
- 百年目の恋(1973年 - 1974年、読売テレビ) - 友吉 役
- 右門捕物帖 第10話「真実」(1974年、NET)
- 幡随院長兵衛 第17話「大江戸無責任男」(1974年、NET) - 直次郎 役
- 裏長屋愛妻記(1974年11月3日、TBS) - 主演:熊五郎 役
- 座頭市物語 第9話「二人座頭市」(1974年11月28日、フジテレビ)
- TOKYO DETECTIVE 二人の事件簿(1975年、朝日放送) - 早川警部 役
- 新・二人の事件簿 暁に駆ける!(1976年、朝日放送) - 早川係長 役
- 桃太郎侍(1976年 - 1977年、日本テレビ) - 猿の伊之助 役
- 敬礼!さわやかさん(1975年、NET) - 小西署長 役
- ちょっとしあわせ(1975年 - 1976年、NET) - 馬場 役
- 俺たちの旅 第26話「男は力いっぱい生きるのです」(1976年4月4日、日本テレビ)
- 遠山の金さん 第1シリーズ 第42話「花火に賭けた心意気」(1976年7月22日、NET) ※杉良太郎版
- 水戸黄門 第7部 第25話「母恋し、父(ちゃん)悲し -高田-」(1976年11月8日、TBS / C.A.L) - 上州無宿の竹五郎 役
- 江戸の渦潮 第5話「酔いどれ十手」(1978年、フジテレビ)
- 横溝正史シリーズII「不死蝶」(1978年、毎日放送) - 宮田文蔵 役
- 鬼平犯科帳 (萬屋錦之介)(1980年 - 1981年、テレビ朝日)- 相模の彦十(第1・第2シリーズ)
- 源氏物語(1980年、TBS) - 右馬の頭 役
- 真夜中のヒーロー(1980年、日本テレビ)
- ザ・ハングマン(燃える事件簿)(1980年、朝日放送) - パン:辻雄太郎 役
- ザ・ハングマンII(1982年、朝日放送)- オショウ:辻雄太郎 役
- ザ・ハングマン4(1984年、朝日放送)- オショウ:辻雄太郎 役
- 噂の刑事トミーとマツ 第2シリーズ 第11話「強烈! 香港カラテvsトミーカラテ」(1982年、TBS)
- 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
- 日立テレビシティ「はじめての情事」(1983年10月19日・26日、TBS)
- 一家だんらん物語(1986年、TBS)
- どうぶつ通り夢ランド 第4話「危機イッパツ!! 子猫ちゃん」(1986年、テレビ朝日)
- 親子ゲーム(1986年、TBS) - 早川巡査 役
- 火曜サスペンス劇場(日本テレビ系)
- 木曜ゴールデンドラマ「松本清張サスペンス・六畳の生涯」(1987年11月26日、読売テレビ) - 主演:志井田博作 役
- 時間ですよふたたび(1987年、TBS・KANOX) - 畠中徳助の幽霊 役
- オヨビでない奴!(1987年10月 - 1988年3月、TBS) - 風間千歳 役
- 荒野のテレビマン(1987年、フジテレビ)
- とんぼ(1988年、TBS) - 河合松次郎 役
- ママハハ・ブギ(1989年、TBS) - 最終話特別出演
- 名古屋嫁入り物語(1989年 - 1998年、東海テレビ) - 主演(単発スペシャルドラマとして第10弾まで制作され、舞台化もされた)
- 直木賞作家サスペンス「後追い心中・桜の涙」(1990年3月、関西テレビ・東映) - 主演
- 火曜ミステリー劇場「ペテン師軍団10億円パーフェクトゲーム!」(1991年1月15日放送、テレビ朝日・松竹芸能)
- 秋の特選サスペンス「湖畔亭」(1992年9月、関西テレビ)
- 大空港'92(1992年、テレビ朝日) - 主演
- 新空港物語(1994年、テレビ朝日) - 主演
- 僕が僕であるために(1997年1月3日、フジテレビ)
- 連続テレビ小説「甘辛しゃん」(1997年 - 1998年、NHK) - 榊庄一郎 役
- 奇跡の人(1998年、読売テレビ) - 桜井晋太郎 役
- 南町奉行事件帖 怒れ!求馬(1997年 - 1998年、TBS) - 大田蜀山人 役
- 南町奉行捕物帖 怒れ!求馬II(1999年 - 2000年、TBS)
- 大江戸を駈ける!(2000年 - 2001年、TBS)
- 教習所物語(2000年、TBS)
- ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜(2002年、フジテレビ) - 小塚泰平 役
- 新春ドラマスペシャル 秋刀魚の味(2003年、フジテレビ) - 佐久間清太郎 役
- 新しい風(2004年、TBS)
- 向田邦子新春ドラマスペシャル「冬の運動会」(2005年、日本テレビ)
- ひめゆり隊と同じ戦火を生きた少女の記録 最後のナイチンゲール(2006年、日本テレビ)
バラエティ番組[編集]
「ハナ肇とクレージーキャッツ#出演作品」も参照
- 植木等ショー(TBS)
- ドカンと一発(TBS)
- 歌う夢のデイト(フジテレビ)
- スターにまかせろ(TBS)
- ハイやりました(NET)
- クイズダービー(TBS) - 第1回放送に6枠解答者として出演
- 植木等デラックス(毎日放送)
- 第25回 年忘れにっぽんの歌(1992年12月31日、テレビ東京)
吹き替え[編集]
- 凸凹宝島騒動(バッド・アボット。ルー・コステロの吹き替えは谷啓)
- 猿の惑星(テレビドラマ版)(主演:ロディ・マクドウォール)
CM[編集]
- アイデアル(当時:丸定商店) 「アイデアル傘」(1963年 - 1965年、「なんである?アイデアル」のフレーズで知られた)
- 田辺製薬 「ヘルスロング」(1963年、テーマ曲:『スイスイ音頭<ヘルスロング音頭>』)
- パナソニック(当時:松下電器) 「ナショナル電気冷蔵庫・電気洗濯機」(1963年)
- 沖正宗酒造 「沖正宗」(1963年)
- 麒麟麦酒 「キリンビール」(1965年 - 1966年)
- 日産自動車 「サニー」(1966年)
- 東京瓦斯 「ガス風呂」「ガス冷蔵庫」(1962年 - 1963年)[1]
- 森永製菓 「バターキャラメル」(1966年)
- ロート製薬 「パンシロン」(1966年、初代「ミスター・パンシロン」)
- 日本ヴィックス 「インヘラー」(1968年)
- 大塚食品 「ボンシチュー」(1971年、初代CMキャラクター、「この際カアちゃんと別れよう」のフレーズが人気となり、楽曲化、ドラマ化もされた)
- 資生堂「ドルックス」(1982年、「20は若い」京マチ子と共演)
- 本田技研 ホンダ・アクティ(初代)
- サントリー 「ナマ樽」(1986年、クレージーキャッツのメンバーと共演、使用曲:『実年行進曲』)
- 日本盛 「生貯蔵酒」(1993年)
- 小林製薬 「タフデント」(1999年 - 2002年)
- 愛知県陶器瓦工業組合 三州瓦 (1992年 - 1994年(谷啓と共演。終わり近くまでカメラに正対した後瓦を持ち上げるバージョンと、「一、二、三、州」と掛け合うバージョンがある。使用曲:『どこまでも空』)
- アサヒ飲料 「WONDAアフターショット」(2007年、没後に制作。CG技術で『日本一のゴマすり男』からの抽出された植木と桑田佳祐が共演した)
- ACジャパン・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「全国キャンペーン ライバルは、1964年。」(2016年、没後に制作。『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』『おとなの漫画』などから映像や写真を使用)
舞台[編集]
ほか多数
ディスコグラフィー(ソロ名義)[編集]
シングル[編集]
- だまって俺について来い/無責任数え唄(1964年11月15日、東芝音楽工業、TP-1021)ハナ肇とクレージーキャッツ在籍時代のソロシングル。
- 万葉集/たそがれ忠治(1967年11月、東芝音楽工業、TP-1527)
- ショボクレ人生/これが男の生きる道(1982年、東芝音楽工業、T06-1008)
- 毎度毎度のおさそいに/毎度毎度のおさそいに(カラオケ)(1983年11月21日[2]、東芝EMI、TP-17564)- 植木等&オフィスレディス名義、作詞:伊藤アキラ、作曲:はやしこば、大正製薬「大正漢方胃腸薬」CMソング
- スーダラ伝説(1990年11月25日、ファンハウス、FHDF-1062)- この曲ではミュージックステーションや紅白歌合戦などに出場、オリコントップ10入り
- 二十一世紀音頭/地球温暖化進行曲(1991年1月1日、ファンハウス)「二十一世紀音頭」は三波春夫作曲。アルバム『植木等的音楽』の「新二十一世紀音頭」では歌でも共演。
- 花と小父さん/笑えピエロ(1991年2月25日、ソニー・ミュージックエンタテインメント)- 両曲ともオリジナルはクレージー時代に録音。浜口庫之助作詞・作曲。「花と小父さん」は植木をイメージして作られ、アルバム『ハイおよびです!!』に収録されたが、伊東きよ子との競作もあった。
- 少年の日の夢/銀座イエスタディ(1991年5月25日、ソニー・ミュージックエンタテインメント)
- 今日もやるぞやりぬくぞ/やせがまん節/無責任数え唄(1991年11月25日、ファンハウス)
- 針切じいさんのロケン・ロール(1995年2月22日、ダブル・オーレコード)- アニメ『ちびまる子ちゃん』エンディングテーマ、シェブ・ウーリーの『ロックを踊る宇宙人』のカバー。
- サーフィン伝説/FUN×4(1995年8月21日、ファンハウス)
アルバム[編集]
- 植木等大いに唄う(1963年2月、東芝音楽工業)
- ハイおよびです!!(1967年5月5日、東芝音楽工業)
- 女の世界(1971年)
- 植木等ザ・コンサート“いろいろあるよ、いろいろね”(1991年8月25日、ソニー・ミュージックエンタテインメント)MCなども含むライブ録音盤。1991年6月9日・10日のコンサートより。
- スーダラ外伝(1991年11月25日、ファンハウス)
- 植木等的音楽(1995年7月15日、ファンハウス)
ソノシート[編集]
- 植木等と上原ゆかりの童謡集 パパといっしょに(1963年10月31日、勁文社)詳細は上原ゆかり#ディスコグラフィーを参照。
主要歌唱曲[編集]
- 1961年 - スーダラ節、こりゃシャクだった
- 1962年 - ドント節、五万節、無責任一代男、ハイそれまでョ、これが男の生きる道、ショボクレ人生
- 1963年 - どうしてこんなにもてるんだろう、ホンダラ行進曲、ギターは恋人
- 1964年 - 馬鹿は死んでも直らない、だまって俺について来い、無責任数え唄
- 1965年 - ゴマスリ行進曲、悲しきわがこころ、遺憾に存じます、大冒険マーチ
- 1966年 - 何が何だかわからないのよ、シビレ節、それはないでショ、笑えピエロ
- 1967年 - 花は花でも何の花、余裕がありゃこそ、万葉集、たそがれ忠治
- 1969年 - ウンジャラゲ、アッと驚く為五郎、酒のめば
- 1970年 - 全国縦断・追っかけのブルース、おとこ節
- 1971年 - この際カアちゃんと別れよう、こんな女に俺がした
- 1979年 - これで日本も安心だ!
- 1986年 - 実年行進曲、新五万節
- 1991年 - どこまでも空
NHK紅白歌合戦出場歴[編集]
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 対戦相手 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1962年/第13回 | 初 | ハイそれまでョ | 楠トシエ | 植木等 初出場 |
1963年/第14回 | 2 | どうしてこんなにもてるんだろう ホンダラ行進曲[3] |
伊東ゆかり 園まり 中尾ミエ |
植木等 2回目の出場 |
1964年/第15回 | 3 | だまって俺についてこい | 弘田三枝子 | 植木等 3回目の出場 |
1965年/第16回 | 4 | 遺憾に存じます | 越路吹雪 | 植木等 4回目の出場 |
1990年/第41回 | 5 | スーダラ伝説[4] | B.B.クィーンズ | 植木等 5回目の出場 |
1966年/第17回 | 初 | チョット一言多すぎる | 金井克子 | ハナ肇とクレージーキャッツ 初出場 |
1967年/第18回 | 2 | 花は花でも何の花 | 三沢あけみ | ハナ肇とクレージーキャッツ 2回目の出場 |
審査員
|
書籍[編集]
- 植木等伝 「わかっちゃいるけど、やめられない!」(戸井十月がインタビューを行う形でまとめられた初の評伝)
- 単行本:小学館、2007年(ISBN 9784093797795)
- 文庫:小学館、2010年3月(ISBN 9784094084894)
- 電子書籍:シーオーツー、2010年11月(ボイジャーストアにて販売)
演じた俳優[編集]
- 田口トモロヲ - 『シャボン玉が消えた日』(1989年、日本テレビ)
- 陣内孝則 - 『ザ・ヒットパレード〜芸能界を変えた男・渡辺晋物語』(2006年5月、フジテレビ系)
- 坪倉由幸(我が家) - 『トットてれび』(2016年、NHK総合)
- 山本耕史 - 『植木等とのぼせもん』(2017年、NHK総合)
影響[編集]
- サザンオールスターズの桑田佳祐は『シャボン玉ホリデー』に強く影響を受け、「自分の憧れは植木等です」とデビュー当時から公言している[5]。2007年には缶コーヒー『WONDAアフターショット』(アサヒ飲料)のテレビコマーシャルにて、『日本一のゴマすり男』の映像を合成する形で共演を果たし、「NUMBER WONDA GIRL ~恋するワンダ~」に乗せて「元気でゆこう」の振り付けを踊った[6]。
- 『無責任一代男』は多くの人に影響を与えており、タモリはこの歌を座右の銘とし、ビートたけしはこの歌で人生観を変えられたと述べている[7]。また、小林信彦は「(初めてこの歌を聞いた時の)ショックを忘れることができない」と回想している[8]。
- 『あしたのジョー』の中で、主人公・矢吹丈は「俺は植木等のファンでね…」と語っている。劇中での植木のキャラクターは「無責任な男」として描かれている。
弟子[編集]
- 付き人兼運転手からの小松政夫が唯一の弟子である。小松が運転手として採用された際「お父さんを早くに亡くされたそうだが、これからは僕を父と思えばいい」と声をかけたことがきっかけの絆と信頼は生涯を通じたものだった。植木夫妻の仲人経験は小松の結婚式ただ1回である[注釈 1]。その師弟関係は小松曰く親子関係であった[注釈 2]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 『東京ガス 暮らしとデザインの40年 1955→1994』1996年2月1日発行、株式会社アーバン・コミュニケーションズ。 128頁~131頁
- ↑ 「ザ 宴会ソング」『読売新聞』1983年12月13日付夕刊、11面。
- ↑ 『ホンダラ行進曲』では、クレージーキャッツのメンバーもコーラス参加。
- ↑ 『スーダラ節』『無責任一代男』『ドント節』『だまって俺について来い』『ハイそれまでョ』のメドレー。
- ↑ 桑田佳祐『ただの歌詩じゃねえかこんなもん』P11 - 12、新潮社、1984年。
- ↑ 『ワンダ アフターショット』新TVCM 桑田 佳祐 氏 夢の共演 第2弾 「桑田+植木」篇 9月25日(火) 放映開始!アサヒ飲料 2007年9月21日配信 2020年10月17日閲覧
- ↑ 青島幸男『わかっちゃいるけど…シャボン玉の頃』文春文庫
- ↑ 小林信彦『日本の喜劇人』新潮文庫