ミュージックステーション
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ミュージックステーション MUSIC STATION | |
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ジャンル | 音楽番組 |
演出 | 藤沢浩一 |
出演者 | タモリ[注釈 1] 並木万理菜(テレビ朝日アナウンサー) |
ナレーター | ウォード・セクストン 服部潤 上坂すみれ 佐倉綾音 |
オープニング | 松本孝弘「#1090 〜Million Dreams〜」 |
エンディング | 同上 |
製作 | |
プロデューサー | 梶山貴弘、大坪大祐 / 荒井祥之(GP) / 山本たかお(EP) |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 (1986年10月24日 - ) |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1986年10月24日 - 現在 |
放送時間 | 金曜日 21:00 - 21:54 |
放送分 | 54分 |
公式サイト | |
『ミュージックステーション』(英称:MUSIC STATION)は、テレビ朝日製作で、ANN系列局で1986年(昭和61年)10月24日から毎週金曜日に放送の生放送音楽番組である。
概要[編集]
現在は21:00 - 21:54(JST)の放送だが、過去は20:00 - 20:54の放送だった。ステレオ放送、ハイビジョン制作[注釈 2]、連動データ放送を実施している[注釈 3]、リアルタイム字幕放送[注釈 4]。通称はMステ(エムステ)[注釈 5]、Mステーション(エムステーション)[注釈 6]。過去にはMS(エムエス)という通称名もあった[注釈 7]。
MCは、1987年4月から出演のタモリとテレビ朝日女性アナウンサー。過去にはフリーアナウンサーや男性アナがサブMCを務めたことがあった。
演出[編集]
スタジオセット[編集]
- 初代:1986年10月24日 - 1989年3月24日[1]
- メインセットは、縦スリットのアクリルに照明が照らされ、上部にブラウン管式のモニターはめ込まれたもの。
- 開始当初は、メインセットが右手、中央にメインステージ、左手にオーケストラピット(『夜のヒットスタジオ』を基にした形)があった。メインセットの前には、ソファーと座椅子が並べられ、司会者とゲストアーティストはそこで待機する形となっていた。メインステージとオーケストラピットは、1987年に段階的に撤去された。オーケストラピットだったセットは、後に歌唱時のセットや高い位置から俯瞰して撮影するテレビカメラのレールに用いられた。
- メインセットにはブラウン管式のモニターが数台はめ込まれ、当初は各種映像が流されていたが、1987年からはロゴマークのみ表示されるようになった。アーティスト歌唱中もモニターが表示されていたが、後に消されるようになった。
- トーク席は無かった為、基本的に立ってトークする形式だったが、場合によっては座ってトークする場合もあった。
- なお、スペシャル放送だった1987年12月24日、1988年12月30日(1989年3月31日)は別デザインのセットを使用。
- 灰色と白を基調とし、トーク席が丸い椅子から長椅子になったセット。このセットから座ってトークする形式になるが、初代同様にゲストによっては座ってトーク、立ってトークの2パターンがあった。
- セットの一部には、縦で「MUSIC STATION」と英字ロゴマークが表記されていた。
- 2代目セット使用最後にあたる1989年12月22日放送[3]では、クリスマス直前にちなんでセット自体にクリスマスリースや赤いリボンといったクリスマスの装飾が施された。
- 3代目:1989年12月29日 - 1990年2月9日
- 1989年年末のスペシャルのセットをそのまま使用したもの。セットにはモニターがはめ込まれていた。
- 4代目:1990年2月16日 - 1990年3月23日
- 白い格子状のラインが入り、一部照明が取り入れられていた。
- 5代目:1990年4月13日 - 1991年1月
- 青と白を基調にし、左側に司会者テーブル席、右側に待機するゲスト席が設けられたセット。司会者テーブル席背後のセットには、季節に応じて各種装飾が施されていた。また、1週間に起きた音楽界を伝えるトピックスを伝える際に使われるボードが逐一設置されていた。
- 1990年4月から6月までは、ゲスト席ではなく、司会者テーブルで座ってニュース番組のようにトークする形式をとっていたが、6月からは司会者テーブルにタモリとゲストがトークをし、ゲスト席側に生島が座って曲紹介をする形式に変わった。また6月からは、それまでゲストが司会者テーブル席とゲスト席両方に座っていたのが、オープニングのみ司会者テーブル席に集まり、その後ゲスト席に着席する形となった。
- また、この頃から司会者の位置がタモリが画面向かって左側に、サブ司会者が画面向かって右側という形に固定されている。
- 6代目:1990年12月28日[4]、1991年1月 - 1991年3月
- 白を基調としたセット。司会者テーブルが廃止され、このセットから観客席が設けられた。二つの四角形のセットが並び、この二つの四角形のセットの中に観客が入り、中央に階段が設けられ、オープニングでゲストが降りてくるようになる。トーク席は階段の前に左右それぞれに設置。
- 一度、1990年12月28日放送[4]の年末スペシャルで使用されたセットで、1991年1月11日放送[5]では5代目セットが使用されるも、その後6代目セットに移行した。
- 7代目:1991年4月12日 - 1993年3月19日
- 白を基調としたセット。二つの四角形が六角形に変わり、右側の観客席がトーク席と出演者が見るモニターに変更(左側に観客席、中央にカーブ式の階段、右側にトーク席とモニター)。また、このセットからランキングボードが登場し、シングルランキングが始まるとランキングが表示される。トークや楽器曲披露の場合は絵が差し替わっている。
- ちなみにこのランキングボードに書かれている絵はMとタモリをモチーフにしたキャラクターで下にはSTATIONと書いている。1992年4月からはMをモチーフにした絵に変更し、モニターの部分は「M」を斜めにしたものに変わった。モニターは当初2か所ぐらいあり、表にはMとタモリ・生島をモチーフにしたキャラクター(左がタモリ、右が生島)があった。1992年からは3か所目の長方形のモニターが設置されるようになり、表には横に「MUSIC STATION」と書いている。
- 8代目:1993年4月9日 - 1996年9月
- 二つの六角形が扇形に変わる。また、階段が直線式に変わった。またランキングボートはMをモチーフにした絵から、「MUSIC STATION」に変わった。またモニターの表はMを斜めにしたものに変わった。
- 有賀さつきがスタジオサブ司会者だった頃は、司会者の位置は、左から有賀・タモリ・生島となっていたが、有賀がサブ司会者に昇任し、スタジオサブ司会者が廃止されて以降は元の位置に戻っている。
- 9代目:1996年10月4日 - 2000年1月
- 先代のセットをマイナーチェンジ。ランキングボードは廃止。このセットは上の柱と柱の間にパネルが設置された。モニターの表は上に「MUSIC」下に「STATION」に変わったが形は従来のままである。
- 10代目:2000年2月 - 2003年9月12日
- 六本木センター建て替えに伴い、使用していたスタジオが六本木センターから東陽町放送センターに移動。
- 左側にトーク席、右側に観客席、その間に階段が設けられる。またセット上の柱と柱の間にあったパネルが廃止。また、1列のトーク席の1アーティストは、5~8人から5~9人へと拡大した。
- 11代目:2003年10月3日 - 2005年4月1日
- テレビ朝日の社屋移転に伴い、使用していたスタジオは東陽町放送センターから六本木ヒルズ新本社の第1スタジオへ変更された(スペシャル時は第2スタジオも使用)。
- 左側に観客席、右側にトーク席が設けられ、その上にLEDパネルが設置された。中央の観客席のバック上には「MUSIC STATION」と書かれている。また、両側に階段が設けられた(これに伴い、ゲストは左右交互に降りてくる)。2005年1月21日に観客席とトーク席が入れ替わり、トーク席のバックだけは変わり、液晶モニターが複数設けられた(モニターには番組のロゴやコーナーのタイトルが映る)。
- 12代目:2005年4月22日 - 2006年9月22日
- ほぼ先代の末期と一緒のセット。左側に設けられていた階段が撤去された。また、番組ロゴなどのリニューアルに伴い、観客席の間に階段を設置するなどセットの一部を改装した。また、階段上のバックは観客席中央のバックとほぼ同じであり、モニターの表は番組ロゴに変わる。
- 13代目:2006年10月13日 - 2011年9月16日
- 先代のマイナーチェンジ版。中央の観客席のバック上に真ん中に番組ロゴ、左側に「M」のマーク、右側に「20M(Mは下)」の20周年記念のマーク(階段上のバックも同様)が書かれており(後に右側の「20M」が「M」のマークに変わる)、トーク席のバックはバック右側に特大モニターと左右につながった小さいモニター(3つ)が設けられ、バック左側には「MUSIC STATION」と横に書かれたロゴが書かれている。LEDパネルもピッチの間隔がより狭くなりドット数が増え色鮮やかになった。
- 14代目:2011年10月14日 - 2019年9月
- 先代を踏襲し、5年ぶりにセットリニューアルをした。ドーム並のコンサートを踏襲したセット。消えると透明、点灯や点滅がすると透けて見えるLED「ClairCell」(クレアセル)電飾を日本のテレビ番組のセットとしては初めて導入。大幅な省電力化と様々な楽曲に合わせて細やかな雰囲気作りとなった。[6]また、これまでは左側がトーク席、右側が観客席(その間に階段)だったが、今回のリニューアルを気に左側が観客席、右側がトーク席、中央に階段と位置が変わった。1列のトーク席の1アーティストは、5~9人から10~12人へと拡大された。中央の階段の登場口では、1アーティストずつ、左右交互で登場する(大人数グループの場合は左右同時に登場をする)。また、司会者の背にあるモニターは先代よりコンパクトな感じになった。
- また、これまで冬・夏の2時間スペシャルではトーク席をバックにテーブルと椅子を設置していたが、このセットではトーク席ではなく、観客席をバックにテーブルと椅子を設置している。
15代目:2019年10月 - 現在
タイトルロゴ[編集]
- 初代:1986年10月24日 - 2005年4月1日
- 同局で放送されていた報道番組『ニュースステーション』のロゴを模した初代ロゴ。上に「ミュージック」下に「ステーション」(金色→白色→銀色で縁取られた)で、その中間に英語表記(カラーリングは番組開始から1987年頃は緑色、1987年から1990年3月までは銀色で1990年4月から2003年9月は青色)。旧社屋から、六本木センター建て替えに伴う代替施設として使用された東陽町放送センターまで15年以上続いたロゴだった。「SPECIAL」の色は1990年代までは金色(「SPECIAL」)で2000年代以降は赤色(「SPECIAL」)。
- 2代目:2005年4月22日 - 2011年9月16日
- 番組開始以来初めて英語表記のタイトルに変わった番組ロゴ。『Nステ』の英語ロゴと『報道ステーション』のロゴに倣っている。なお、クオーテーションマーク(『“”』)はロゴが横書きで表示される場合「”」が表記されない。
- 3代目:2011年10月14日 - 現在:「MUSIC STATION●━ ━●SINCE 1986」
- 先代で使用していた引用符(『“”』)が無くなり、カラーリングは『Nステ』の英語ロゴ(六本木ヒルズ社屋時代)に近い。
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ ミュージックステーション 1989年3月24日出演者ラインナップ(2018年4月8日閲覧)。
- ↑ ミュージックステーション 1989年4月14日出演者ラインナップ(2018年4月8日閲覧)。
- ↑ a b ミュージックステーション 1989年12月22日出演者ラインナップ(2018年4月11日閲覧)。
- ↑ a b ミュージックステーション 1990年12月28日出演者ラインナップ(2018年4月11日閲覧)。
- ↑ ミュージックステーション 1991年1月11日出演者ラインナップ(2018年4月11日閲覧)。
- ↑ “『Mステ』もLED化! 省エネで“ドーム級コンサート”実現”. ORICON STYLE. (2011年10月14日) 2011年10月31日閲覧。