松下村塾(しょうかそんじゅく)は長州藩(山口県)萩城下に存在した私塾。
吉田松陰の叔父である玉木文之進が1842年に開設した。 藩校明倫館の塾頭だった松陰が1857年に引き継ぎ、短期間ながら明治維新で活躍し、明治政府で活躍した人材を数多く輩出した。 翌年の松陰投獄後も玉木や松陰実兄の杉民治らが引き継いだが、1892年(明治25年)頃に閉塾した。 建築物は、萩市椿東の松陰神社に移築され、国の史跡として保存されている。
木戸孝允も松蔭に師事しているが、当塾でなく藩校明倫館である。