木戸孝允旧宅

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木戸孝允旧宅(きどたかよしきゅうたく)とは、山口県萩市呉服町にある木戸孝允の旧宅である。

概要[編集]

木戸孝允は明治維新西郷隆盛大久保利通と並ぶ維新の三傑元勲であり、長州藩を代表する維新志士である桂小五郎の改名である。藩主より賜姓され、木戸に改名したのは慶応元年(1865年)であった。
この家は木戸生誕の家、つまり実家の和田家であり、木戸が7歳の時に隣家の桂孝古(桂九郎兵衛)の養子となった際、養父と養母が相次いで亡くなったがまだ幼少のため、やむなく実家の実親が世話をせざるを得なくなり、木戸は実家で他家の養子としてそのまま育ったのである。

旧宅は木造瓦葺2階建て、階下には玄関や座敷など12の部屋があり、階上には書斎などの2部屋があるなど、木戸の実家が藩医として裕福だったことを示している。木戸孝允生誕の部屋、庭園などはそのまま保存されている。

昭和7年(1932年)に国の史跡に指定された。

アクセス等[編集]