加賀一の宮駅

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加賀一の宮駅
かがいちのみや
Kaga-ichinomiya
所在地石川県白山市白山町レ60番1
所属事業者北陸鉄道
駅構造地上駅
ホーム単式 1面1線
乗降人員
-統計年度-
67人/日
-2009年-
開業年月日1927年昭和2年)6月12日
廃止年月日2009年平成21年)11月1日
乗入路線 2 路線
所属路線石川線
キロ程15.9km(野町起点)
中鶴来 (1.3km)
所属路線金名線
キロ程0.0km(加賀一の宮起点)
(2.7km) 手取中島
備考* 開業時は神社前駅。

加賀一の宮駅(かがいちのみやえき)は、かつて存在した北陸鉄道石川線および金名線の駅である。

概要[編集]

石川県白山市(旧・石川郡鶴来町)白山町に所在し、廃止時は単式1面1線のホームであった(金名線廃止前は2面2線)。

1927年昭和2年)金名鉄道が白山比咩神社(白山さん)の玄関口として神社前駅を開業。1929年(昭和4年)同社の経営難により当駅以北が金沢電気軌道に売却されたが、1943年(昭和18年)戦時統合による北陸鉄道発足に伴い同社の石川線と金名線の駅となる。北陸鉄道発足前の1937年(昭和12年)には加賀一の宮駅に改称されている。

1987年(昭和62年)4月に金名線が廃止され石川線のみとなり終着駅となるも、年末年始の白山さん初詣客の賑わい以外は利用客が減少の一途となり2009年平成21年)11月1日をもって廃止された。

駅舎は1940年頃に竣工[1]。路線廃止後、白山市に北陸鉄道から寄付を受けており、白山市は改修工事を行った。2021年には国の登録有形文化財に登録された。
中部の駅百選の第2回選定駅に選ばれたこともあるが、現在は封鎖されており立ち入ることはできない。

脚注[編集]

外部リンク[編集]

I 北陸鉄道石川線の駅一覧
1972年廃止区間 白菊町 - 野町
現存区間 野町 - 西泉 - 新西金沢 - 押野 - 野々市 - 野々市工大前 - 馬替 - 額住宅前 - 乙丸 - 四十万 - 陽羽里 - 曽谷 - 道法寺 - 井口 - 小柳 - 日御子 - 鶴来
2009年廃止区間 鶴来 - 中鶴来 - 加賀一の宮
北陸鉄道金名線(廃線)の駅一覧
鶴来・野町方面<<) 加賀一の宮 - 手取中島 - 広瀬 - 瀬木野 - 服部 - 加賀河合 - 大日川 - 下野 - 手取温泉 - 釜清水 - 下吉谷 - 西佐良 - 三ツ屋野 - 白山下
第1回選定

金山総合 - 亀崎 - 布袋 - 三河田原 - 久屋大通 - 豊田市新豊田 - 東静岡 - 伊豆高原 - 狐ヶ崎 - 千頭 - 天竜二俣 - 飛騨小坂 - 黒野※1 - 明智 - しらかば平 -  - 宇治山田 - 大安 - 若狭本郷 - 永平寺※1 - 美川 - 能登鹿島 - 魚津 - 室堂 - 宇奈月

第2回選定

名古屋 - 本宿 - 小幡 - 伏見 - 市役所※2 - 稲沢 - 修善寺 - 城ヶ崎海岸 - 西鹿島 - 岐阜 - 竹鼻 - 養老 - 樽見 - 郡上八幡 - 二見浦 - 志摩磯部 - 九頭竜湖 - ハーモニーホール - 能登二宮 - 加賀一の宮※1 - 九十九湾小木※1 - 美女平 - 越中舟橋 - 欅平 - 山上公園

第3回選定

桃花台東※1 - ナゴヤドーム前矢田 - 東山公園 - 瀬戸市 - 尾張瀬戸 - 中京競馬場前※3 - 駅前 - 伊豆急下田 - 三島 - 奥大井湖上 - 大草山 - 新鵜沼 - 奥飛騨温泉口※1 - 美濃太田 - 岩村 - 本巣 - 斎宮 - 西藤原 - 鳥羽 - 中瀬古 - 越前大野 - 金沢北鉄金沢 - 鵜飼※1 - 福岡 - 富山電鉄富山

第4回選定

東栄 - 名古屋港 - 藤浪 - 愛野 - 遠州岩水寺 - 大嵐 - 河津 - 佐久間 - 新金谷 - 織部 - 金華山麓 - 坂上 - みなみ子宝温泉 - 一身田 - 伊勢八知 - 上野市 - 北勢中央公園口 - 海山道 - 四日市 - 敦賀 - 東小浜 - 内灘 - 加賀温泉 - 縄文真脇※1 - 城端

※1: 現在廃止 ※2: 現在の名称は名古屋城駅 ※3: 現在の名称は港北駅