熊野市駅
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熊野市駅(くまのしえき)は、三重県熊野市に存在する東海旅客鉄道紀勢本線の鉄道駅である。
概要[編集]
紀勢本線のJR東海エリアの主要駅の一つであり、特急南紀が停まる三重県の駅としては最南端に位置する。
特徴[編集]
名古屋駅との間で1日4往復ある特急「南紀」を含めて全ての列車が停車する。国鉄時代には天王寺駅(白浜経由)や京都駅(草津線経由)、東京駅(急行→特急「紀伊」)との直通列車もあった。
熊野大花火大会が行われる毎年8月17日は多数の乗客でごった返す。現在は津・亀山方面の臨時列車が主力だが、国鉄時代は天王寺方面への臨時夜行列車が運行されていた。
駅構造[編集]
歴史[編集]
- 1940年:国鉄紀勢西線の紀伊木本駅(きいきのもとえき)として開業。駅名は開業時の自治体名である南牟婁郡木本町に因む。開業時は紀伊木本駅が紀勢西線の終着駅であり、全通前の津・名古屋方面との連絡のため、紀勢東線の尾鷲駅との間に矢ノ川峠経由で省営自動車の南紀線が全通まで運行された。
- 1956年:紀勢西線が新鹿駅まで延長。中間駅となる。
- 1958年:現在の熊野市駅に改称。
- 1959年:紀勢本線が全通。
- 1987年3月1日:国鉄分割民営化対応のため、天王寺鉄道管理局から名古屋鉄道管理局の所属駅となる。
- 1987年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道の鉄道駅となる。
駅周辺[編集]
路線バス[編集]
熊野市駅バス停発着の三重交通の高速バスは、名鉄バスセンター(名鉄名古屋駅)の間を昼行で1日7往復、首都圏との間を西武観光バスとの共同運行で夜行1往復を運行している。特別急行列車と高速バスは、名古屋への所要時間に大差がないことから、高速バスの利用者も多い。
かつては、松阪への「南紀特急バス」もあったが、2018年10月に長距離普通便に変更された。
民営路線バス以外に、コミュニティバスの熊野市自主運行バス3路線と北山村営バス(2往復)が通じている。
隣の駅[編集]
観光地[編集]
脚注[編集]
JR紀勢本線(亀山 - 新宮・紀伊勝浦)の駅一覧 |