北陸鉄道石川線
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I 石川線 | |
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概要 | |
起終点 | 起点:野町駅 終点:鶴来駅 |
駅数 | 17駅 |
路線記号 | I |
運営 | |
開業 | 1915年6月22日 | (石川電気鉄道)
所有者 | 金野軌道[1]→金野鉄道[1]→金沢電気軌道[1]+(石川電気鉄道[1]→)石川鉄道[1]→金沢電気軌道[1]+金名鉄道(鶴来-加賀一の宮)[1]→金沢電気軌道→北陸合同電気[1]→北陸鉄道(旧)[1]→北陸鉄道[1] |
使用車両 | 車両を参照 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 13.8 km (8.6 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
過去の軌間 | 890 mm (2 ft 11 in) (金野軌道) 762 mm (2 ft 6 in)(石川電気鉄道) |
電化 | 直流600 V 架空電車線方式 |
運行速度 | 最高 70 km/h[2] |
外部リンク | |
北陸鉄道石川線(ほくりくてつどういしかわせん)は、北陸鉄道の鉄道路線である。野町駅 - 鶴来駅間の13.8km。
概要[編集]
路線名の由来でもある旧石川郡である石川県金沢市、野々市市、白山市(旧鶴来町)を走る。
過去には、白菊町駅 - 野町駅間、鶴来駅 - 加賀一の宮駅間の路線もあったが、前者は1970年、後者は2009年10月31日付で廃止された。
過去の接続路線に、野町駅での金沢市内線、野々市駅での松金線、鶴来駅での能美線、加賀一の宮駅での金名線があり、すべてを総称して石川総線と呼ばれていた。現在は新西金沢駅でJR西日本北陸本線の西金沢駅と接続するほか、野町駅と浅野川線の北鉄金沢駅との間は北鉄金沢バスの路線バスで結ばれている。
起点の野町駅は、金沢市最大の繁華街である片町や香林坊に最も近い鉄道駅である。
駅一覧[編集]
- 全駅石川県に所在。
- すべて普通列車で各駅に停車。
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 営業キロ(野町駅基準) | 接続路線・備考 | 所在地 |
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廃止区間 | |||||
- | 白菊町駅 | - | -0.8 | 金沢市 | |
営業中の区間 | |||||
I 01 | 野町駅 | (0.8) | 0.0 | 金沢市 | |
I 02 | 西泉駅 | 1.0 | 1.0 | ||
I 03 | 新西金沢駅 | 1.1 | 2.1 | 西日本旅客鉄道:北陸本線(西金沢駅) | |
I 04 | 押野駅 | 1.3 | 3.4 | 野々市市 | |
I 05 | 野々市駅 | 0.6 | 4.0 | ||
I 06 | 野々市工大前駅 | 0.5 | 4.5 | ||
I 07 | 馬替駅 | 1.0 | 5.5 | 金沢市 | |
I 08 | 額住宅前駅 | 0.6 | 6.1 | ||
I 09 | 乙丸駅 | 0.7 | 6.8 | ||
I 10 | 四十万駅 | 1.4 | 8.2 | ||
I 11 | 陽羽里駅 | 0.6 | 8.8 | 白山市 | |
I 12 | 曽谷駅 | 0.5 | 9.3 | ||
I 13 | 道法寺駅 | 0.6 | 9.9 | ||
I 14 | 井口駅 | 0.8 | 10.7 | ||
I 15 | 小柳駅 | 0.7 | 11.4 | ||
I 16 | 日御子駅 | 0.7 | 12.1 | ||
I 17 | 鶴来駅 | 1.7 | 13.8 | ||
廃止区間 | |||||
- | 中鶴来駅 | 0.8 | 14.6 | 白山市 | |
- | 加賀一の宮駅 | 1.3 | 15.9 |
廃止駅[編集]
廃止区間の駅は上表参照。
- 三十苅駅(乙丸 - 四十万間の乙丸から約0.3km鶴来寄り、1946年〈昭和21年〉以降廃止)
- 月橋駅(日御子 - 鶴来間の日御子から約0.6km鶴来寄り、1946年〈昭和21年〉以降廃止)
過去の接続路線[編集]
- 野町駅:北陸鉄道金沢市内線(1967年〈昭和42年〉まで)・松金線(1944年〈昭和19年〉まで)[3]
- 野々市駅:北陸鉄道松金線(1955年〈昭和30年〉まで)[3]
- 鶴来駅:北陸鉄道能美線(1980年〈昭和55年〉まで)
- 加賀一の宮駅:北陸鉄道金名線(1987年〈昭和62年〉まで)
列車運行[編集]
日中は概ね60分ヘッドで運行。
2006年までは日中に各駅停車が無く、準急のみが運行され、各停相当は自社バスが担っていた。準急は、押野、野々市、曽谷、小柳の4駅を通過していた[4]。
今後[編集]
赤字続きの本路線は存廃議論が進められていたが、2024年問題などもありバス転換やBRT化が難しく、2023年8月下旬に存続の方向で固まった。
しかし、架線電圧の昇圧の是非や、金沢市中心部への延伸など、課題もまだまだ山積みであり、今後に要注目である。
憶測はここまで
その他[編集]
南部の一部の踏切警報機は北陸鉄道浅野川線と同様、電鐘式が採用されている。日御子駅北部に存在する。