北陸鉄道粟津線

粟津線（あわづせん）は、かつて存在した北陸鉄道の鉄道路線(廃線)。粟津温泉駅から新粟津駅まで約3.4kmの距離を結んでいた。

概要

1911年に粟津温泉と国鉄北陸本線を結ぶために粟津軌道として開業。のち1913年より温泉軌道の運営下になったのち、1943年以降は北陸鉄道の運営路線となっていた。
粟津線は付近の連絡線、動橋線、片山津線、山中線とともに加南線を構成していた。粟津線はこの加南線を構成する5路線のうち、連絡線の宇和野以東と共にモータリゼーションの進行による利用者の減少や国道8号線の拡張などを要因として、もっとも早く1962年11月に廃止され、バス路線に転換された。

停車駅一覧

粟津温泉駅 - 林駅 (石川県) - 下粟津駅 - 新粟津駅

• 全駅が現在の石川県小松市に所在していた。
• 終点の新粟津駅は国鉄粟津駅に隣接していた。
• 始点の粟津温泉駅から先は連絡線に直通し、途中宇和野駅まで至っていた。

他事典リンク

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