LGBT
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LGBT(エル・ジー・ビィー・ティー)または GLBT(ジー・エル・ビィー・ティー)とは、女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現である。
同性愛のレズビアンとゲイ、両性愛のバイセクシュアル、生まれつきの性別に違和感を持つトランスジェンダーの頭文字を取った性的少数者を指す言葉である。この分類に当てはまらない人も含め「性的指向と性自認」の略称として、「SOGI」という言葉も使われる。同性婚の合法化は2001年のオランダを皮切りに、ドイツやオーストラリアなど各国に広がっている。アメリカの連邦最高裁は2015年6月、同性カップルも結婚する権利があると認め、同性婚を禁じる一部の州法を違憲と判断した。Qが抜けてるのは気のせい。
遺伝子の影響[編集]
異性愛者にとっては「それは普通じゃない」とされがちだが、「そもそも繁殖に関わっていないのだから遺伝しようがない」という意見と優生思想に基づいて「同性愛遺伝子は取り除かれなければならない」という意見があり、「生前に遺伝子検査を行う」ことを主張する一派もある。
ただし、ハーディ=ワインベルグの法則によれば「致死遺伝子は遺伝子頻度に影響を与えない」ことが解っているので、「たまたま」「偶然に」という解釈が一般的であり、予測は不可能である。
LGBTを題材とした作品[編集]
- 『パタリロ!』魔夜峰央(1978年)[1]1982年にはアニメ化。2016年には舞台化。映画版が2019年公開。
- 『ストップ!! ひばりくん!』江口寿史(1981年)[2]1983年にアニメ化。
- 『前略・ミルクハウス』川原由美子『別冊少女コミック』に1983年から1986年まで連載されていた。
- The Celluloid Closet: Homosexuality in the Movies (Vito Russo, 1981/1987) ISBN 0060137045 / ISBN 0060961325
- 『セルロイド・クローゼット』1995年のドキュメンタリー映画 ハリウッドの映画史において、性的少数者/LGBTはどのように描かれてきたのか。 映画関係者へのインタビューを通して検証
- 『ラヴェンダー・スクリーン/ゲイ&レズビアン・フィルム・ガイド』 The Lavender Screen / Boze Hadleigh
- 『東京放課後サモナーズ』(LGBT向けカードバトルRPG)
- よしながふみ『西洋骨董洋菓子店』
- 『処女はお姉さまに恋してる』キャラメルBOX(2005年)
- よしながふみ『きのう何食べた?』
- 『SheZow』オビー・スコット・ウェイド(2012年)
- 『citrus』サブロウタ(2013年)[3]
- 『ギヴン』キヅナツキ(2016年)
- 『先輩はおとこのこ』 一迅社 ぽむ(2019年)
- 『超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』』キングレコード Dazed CO.,LTD.(2021年)
- 『FABULOUS NIGHT』Rejetおよびマーベラス(2021年)
- 『合コンに行ったら女がいなかった話』
- 『スカートの下はケダモノでした。』
- 『お元気クリニック』
- 『NU: カーニバル - Bliss』
- 『東京ミュウミュウ オーレ!』
- 『黄昏アウトフォーカス』
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- LGBTと性的少数者の違い、日本人の誤解とは? 当事者で対立の歴史も(2016年5月1日 withnews)
- GLBTQ 文化百科事典(英語)
関連項目[編集]
- SOGI(性的指向と性同一性。英:Sexual Orientation and Gender Identity)
- LGBTQのシンボル
- モントリオール宣言
- ジョグジャカルタ原則
- 日本国憲法第24条
- ニューハーフ
- クィア理論
- 性別
- ジェンダー
- 人間の性 - 人間の性の諸相
- ゲイ・コミュニティ
- 性的少数者