パートナーシップ制度
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パートナーシップ制度(パートナーシップせいど)とは、多様性の尊重を促すための行政支援制度。
概要[編集]
LGBTなど多性的少数者の差別解消を図り、多様性の尊重を促すことを目的に、東京都渋谷区と世田谷区が平成27年(2015年)に全国で初めて開始した制度のことである。当事者が申請し、地方自治体がカップルと公認して受領証などを発行する。公立病院でパートナーの病状の説明を受けられるなど、各自治体が定めた行政サービスが利用可能となる。令和元年(2019年)7月には茨城県が都道府県レベルで初導入した。支援団体の調査では、令和2年(2020年)4月1日時点で少なくとも47の自治体に広がっているとされている。
名称に関してはパートナーシップ制度、あるいはパートナーシップ宣誓制度と言われることが多いが、別の名称も多数存在しており一致を見ないことがある。