コスプレ

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コスプレは、アニメなどのキャラクターになりきる行為。

概要[編集]

コスチューム・プレイを語源としている言葉とされている。近年はアニメなどのキャラに限らず、ハロウィンにおけるジャック・オー・ランタンや特定の職業の人物になりきる行為もコスプレといわれる。

日本におけるコスプレの起源[編集]

日本初のコスプレは明治20年(1887年4月20日に当時の内閣総理大臣である伊藤博文総理大臣官邸で開催した仮装舞踏会が起源であるとされている。伊藤博文はヴェニス貴族を、井上馨外務大臣)が三河万才、渋沢栄一が山伏に変装するなど、幕末から明治時代にかけての著名人たちが何らかに化けていた。当時、日本は急速な欧化政策を実施しており、伊藤ら首脳陣は文明開化の早道の一環として西洋風に真似ることが早道であると考えており、仮装舞踏会もその一環だった。

ただ、当時の西洋人からはこれらの行為は冷ややかに見られ、国民からは日本従来の伝統や文化を無視する行為であるとむしろ反感を買う結果になっている。

イベント[編集]

世界コスプレサミットやコミックマーケットなどのイベントでコスプレを披露する場がある。ディズニーランドなどの遊園地においても、キャラのコスプレをしてまわるなどして楽しむ人々も多い。

書籍[編集]

コスプレに関する書籍も多く、コスプレ写真集なども多く発売されている。

概要[編集]

単に「なりきる」のではなく、衣裳(コスチューム)の加減とコーディネイト楽しむプレイである。ただ軍装をしているだけだと下手すりゃ犯罪だが、これがサバゲー会場で戦争時のアメリカ兵VSネトナム兵とか、ドイツ軍VSソビエト軍とかだとプレイになる。シミュレーション・ウォー・ゲーム関連の会場なんかだと、「いかにも」な衣装で出てくる人もいて楽しい。
そんなわけで、コスプレの要点は、「っぽさ」を強調した「記号的で、ありがちな感じ」のデフォルメである。
欧米では「ウェイトレスというと、フェア(ブロンドで青い目の)グラマラスな美女で、愛想がよいけれど無教養でオツムが弱い」というのがステレオタイプである[1]が、ただし、「お仕着せのステレオタイプを演じる」だけでは「プレイ」にはならないわけで、「みるくほうるの女給」「カジノのバニーガールのウェイトレス」「街中華のフロア係の女の子」あたりをピンポイントで狙っておいて、敢えてちょっとだけ外す」といった高等な技を使ってくるのもいるから侮れない。
このとき軍装は対応が楽である。小林 源文『黒騎士物語』なんかは参考になる[2]。戦争映画だと、『頭上の敵機』『眼下の敵』『 U ボート』『ハワイ・マレー沖海戦』あたりがお奨め。 「どの作品のどのキャラ」となると狙いがシャープすぎて衣装代がかかるので、使いまわしのできるもので安く上げるというのがある。 女性だったら白のブラウスとネービーブルーのサマーニットのカーディガンとぺたんこの靴なんかは仕事場で着ててもさほど違和感もないが、これにナースキャップと白のスカートを足すと看護婦さんである。防水の腕時計とかペンライトなんかは防災用に持っていてもよい。ナースキャップじゃなくカチューシャにして中は黒のブラウスとパンツで聴診器があると女医さんである。など、頸からはペンジュラム形のジルコンかなにかのペンダントをシルバーカラーのチェーンで提げるとさらにそれっぽい。これは「チェシャ猫の錯視」といって「見えそうで見えなくなる」という効果がある。

関連項目[編集]

  1. 「「専門的なことをウェイトレスにも分かるように説明できない時は、原理のほうに問題があるのだ」物理学者のラザフォードの言。
  2. 「教育してやる!」「ばかもん!俺のケツをなめろ!」「情け無用ファイアー!」なんかは癖になる。