横浜市営バス
横浜市営バス (よこはましえいバス) とは、横浜市交通局自動車本部が運行する路線バスである。
概要[編集]
カラーリングはクリーム色に青のラインが入っている。横浜市内以外に川崎駅を発着するバスもある。また横浜市内でも、他社が主に運行している瀬谷区と栄区は運行がないエリアで、青葉区・戸塚区・金沢区も、他社の運行路線が中心で路線が少ないエリアである。その他、ほとんどのエリアで他社と同じ区間を路線にしているところが多い。
路線[編集]
みなとみらい・中華街エリアでは「観光スポット周遊バスあかいくつ」を運行しており、横浜駅から山下ふ頭までを結ぶ路線として、「ベイサイドブルー」を運行している。 また横浜駅(桜木町駅)から野毛山動物園を経由、一本松小学校に至る路線を「ぶらりNルート(89系統)」として運行しているほか、土休日のみ、横浜駅から三渓園へ至る路線を「ぶらりSルート」として運行している。
また、かつて横浜博覧会(YES '89)に合わせて運行を開始した都心循環線「Yループ」や、みなとみらい21地区にて100円で利用できる「みなとみらい100円バス」、桜木町駅からハンマーヘッド、大さん橋客船ターミナルを結ぶ「ピアライン」、横浜市中心部の観光名所を巡る路線として市内遊覧バス「横濱ベイサイドライン」などが運行されていたが、いずれも運行を終了している。
一般路線では一部の系統において急行運転を行い、一部の停留所を通過する。また、109系統では急行運転のほかにリムジン車両を用いた「特急」を運行しており、運賃は他路線と同じであるが、この系統は他路線に先駆けてクレジットカード決済の実証実験を行っていたという経歴がある。
また、一部の路線にて「深夜バス」や前日17時に気象庁から発表される神奈川県東部午前6 - 12時の降水確率が70%以上であることを基準にして運行される「雨の日臨時便」などが運行されているが、2023年4月現在、これらの運行は取りやめられている。
2023年1月4日より港北営業所管内にて横浜市営バス初のワゴン型車両で運行する系統である600系統が運行を開始した。 この路線は横浜市道路局の実証実験も兼ねており、同ダイヤ改正にて大幅減便した300系統の仲町台側と、318系統を補完する。
内回りと外回りがあり、内外回り共に仲町台駅-長福寺前間は同じルートを取る。外回りはそのまま折本町方面へと進み、東方町より都田地区センター・ケアプラザ方面へ分岐し、龍雲寺より318系統と同じルートを通り、長福寺前に戻ってくる。内回りはその逆となる。
営業所[編集]
- 磯子営業所 横浜市磯子区森3-1-19
- 港南営業所 横浜市港南区日野南3-1-1
- 港北営業所 横浜市港北区大豆戸町字塚田581
- 浅間町営業所 横浜市西区浅間町4-340-1
- 滝頭営業所 横浜市磯子区滝頭3-1-33
- 鶴見営業所 横浜市鶴見区生麦1-3-1
- 保土ケ谷営業所 横浜市保土ケ谷区川辺町4-2
- 本牧営業所 横浜市中区本牧元町45-1
- 緑営業所 横浜市緑区白山1-10-1
- 若葉台営業所 横浜市旭区若葉台2-15-1