無彩色
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無彩色(むさいしょく)は、白、黒、灰色の系統の色みの無い色のことである。色相と彩度の属性は無く、明度のみの感覚を持って色を表す。モノクロの色。どの色みにも片寄っていない色をいう。
無彩色のうち、白と黒は、色の両極端となる。
光の三原色RGBで、無彩色のでき方は、RGB全ての色の値が共に一定の比率、同じレベルで増減し、赤・緑・青(群青色)が均等に含まれている。減法混色CMYKでは、黒のインクのみで色を表現したもの。
可視光線では、分光分布は、全ての色の波長が、均等に含まれていて、分光反射率曲線の全ての色の波長が水平・平たんでなだらかな状態で、反射率・高低差が全体的に平坦になったまま変化する。
現実・自然界には、完全な白や黒の物体は実際存在しない。
無彩色の色表示方法には、無彩色を表す「Neutral」の頭文字「N」の後に、明度数値を付けて、例えばN5等に表記する。N5は明度段階5の無彩色を記号で表したもの。
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