氷見市の地理歴史
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氷見市の地理歴史(ひみしのちりれきし))は、富山県北西部に位置する水産業が盛んな地方公共団体である氷見市の地理歴史である。
概要[編集]
富山県北西部の石川県境[1]に位置し、高岡市、石川県七尾市、羽咋市、宝達志水町と接する。
富山湾に面し、漁業が盛んな水産都市であるが、内陸部は山地でしばしば地滑りが発生し、エネルギー革命以降、急激に過疎化が進む。21世紀初頭から小学校の統廃合[注 1]が活発に行われた。
気候[編集]
日本海側気候で、夏季はフェーン現象で高温になることがある。冬期は積雪量が多く、山沿いの集落は孤立することもある。
地質[編集]
地理[編集]
市内に高山や大河川はない。富山県の7大河川のない唯一の市である。西部にある宝達丘陵と西山丘陵を源流に持つ小河川による土砂の堆積でできた谷底平野と海岸平野により氷見平野を形成させる。
山岳[編集]
河川[編集]
行政[編集]
司法[編集]
沿革[編集]
- 旧石器時代から人が住み始めた痕跡が残る。戦国時代には阿尾城が建設された。江戸時代には前田氏の支配を受ける。
- 1889年4月1日町村制施行により氷見郡氷見町成立。
- 1912年9月19日中越鉄道島尾駅、氷見駅開通。
- 1952年8月1日 - 余川、碁石、八代村を編入し、市制施行
- 1954年、神代、仏生寺、布勢、十二町、速川、久目、阿尾、薮田、宇波、女良の10か村を編入し、これによって氷見郡すべての地方自治体[注 2]が氷見市と合併し、氷見郡消滅。
- 1964年7月16日胡桃地区で大規模な地すべりが発生。
- 1977年3月29日五十谷地区で大規模な地すべりが発生。廃村となる。
- 2024年1月1日 - 能登半島大地震で住宅倒壊など大きな被害が発生する。
教育[編集]
小学校[編集]
中学校[編集]
義務教育学校[編集]
高等学校[編集]
廃校になった教育機関[編集]
小学校[編集]
- 氷見市立阿尾小学校
- 氷見市立稲積小学校
- 氷見市立宇波小学校
- 氷見市立加納小学校
- 氷見市立上庄小学校
- 氷見市立上余川小学校
- 氷見市立速川小学校
- 氷見市立東小学校
- 氷見市立久目小学校
- 氷見市立一刎小学校
- 氷見市立仏生寺小学校
- 氷見市立明和小学校
- 氷見市立余川小学校
中学校[編集]
高等学校[編集]
交通[編集]
鉄道[編集]
路線バス[編集]
道路[編集]
- 国道160号
- 国道415号
- 富山県道・石川県道18号氷見田鶴浜線
- 富山県道・石川県道29号高岡羽咋線
- 富山県道64号高岡氷見線
- 富山県道70号万尾脇方線
- 富山県道・石川県道76号氷見惣領志雄線
- 富山県道・石川県道300号氷見志雄線
- 富山県道301号氷見停車場線
- 富山県道302号氷見港氷見停車場線
- 富山県道312号鞍川中町線
- 富山県道373号薮田下田子線
荷車[編集]
- 富山県氷見郡氷見町では、1885年に大八車、大七車がそれぞれ三台ずつあった。太平洋戦争後に荷車の課税が廃止された後は不明。ただし、1970年代でも氷見駅前にゴムタイヤに換装された大八車が存在している。
観光地[編集]
- 島尾海水浴場
- 松田江浜海水浴場
- 氷見漁港場外市場ひみ番屋外
- 阿尾城
- 十二町潟水郷公園
- 富山大学・氷見市連携研究室
- 氷見市海浜植物園
特産品[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
- 出典
- ↑ 氷見市の概要/氷見市では、『能登半島の東側付け根部分に位置』と記述。
参考文献[編集]
- 山村調査グループ編『村の記憶』桂書房2004年増補改訂
- 平沼義之『廃道探索山さ行がねが』実業之日本社
- 『ライトマップル富山県道路地図』昭文社2018年3版4刷発行
- 『昭和の終着駅北陸・信越編』交通新聞社
- 日本大百科全書14小学館1987年3月10日初版第一刷発行。
- 氷見百年史氷見百年史編集委員会1972年8月1日発行。
外部リンク[編集]