社会民主党 (1996年)
社会民主党(しゃかいみんしゅとう、英語:Social Democratic Party)は、日本の社会民主主義政党。略称は社民党。1996年1月に日本社会党から改称した。党のカラーは 水色
組織[編集]
- 代表:福島瑞穂党首
- 本部所在地:東京都中央区湊3-18-17 マルキ榎本ビル5階
- 機関紙:『社会新報』
- 機関誌:『月刊社会民主』
- 党員数:14,549人(2019年2月28日現在)[1]
- 議員数:衆議院議員1人、参議院議員1人、都道府県議会議員29人、市区町村議会議員207人(2020年12月31日現在)[2]
概要[編集]
この社民党の前身は社会党である。平成8年(1996年)1月に村山富市首相による自民党・社会党・新党さきがけの3党連立政権が崩壊すると、党名を社民党に変更した。同年9月、民主党設立への参加組と残留組に分裂し、土井たか子が党首に就任する。しかし平成15年(2003年)11月に第43回衆議院議員総選挙で惨敗したことにより土井は党首を辞任。後任には福島瑞穂が就任した。平成18年(2006年)2月に「自衛隊は違憲状態」という旨の社民党宣言を出す。
平成21年(2009年)9月、民主党や国民新党らと3党連立を組み、与党となって鳩山由紀夫内閣を樹立する。ところが平成22年(2010年)5月には福島が閣僚を罷免されて連立を離脱した。平成25年(2013年)7月、第23回参議院議員通常選挙や第46回衆議院議員総選挙でいずれも惨敗したことにより、福島は党首を辞任。
令和元年(2019年)7月の第25回参議院議員通常選挙で、かろうじて政党要件を維持した。同年12月、社民党は立憲民主党の枝野幸男代表に合流を提案する。しかし令和2年(2020年)2月、立憲との合流に慎重な福島が党首に再登板すると、10月に解党して党丸ごと合流する方式を断念。11月14日に臨時党大会で国会議員や地方組織の合流を容認する議案が可決され、解党は阻止されたものの消滅の危機に立たされている。
2024年現在、党のカラーは 水色 であるが野党共闘で ピンク も使用されている。政権交代に向け共産党・れいわ新選組・立憲民主党などと関連を強化。
歴代党首[編集]
- 村山富市(1996年1月 - 1996年9月)
- 土井たか子(1996年1月 - 2003年11月)
- 福島瑞穂(1996年1月 - 2013年7月)
- 吉田忠智(2013年10月 - 2018年2月)
- 又市征治(2018年2月 - 2020年2月)
- 福島瑞穂(2020年2月 - 現職)
所属国会議員[編集]
衆議院議員[編集]
- 新垣邦男(沖縄2区)
参議院議員[編集]
- 福島瑞穂(比例)
脚注[編集]
- ↑ “平成30年分政治資金収支報告書の要旨(平成30年11月30日付け官報)” (プレスリリース), 総務省, (2018年11月30日)
- ↑ “地方公共団体の議会の議員及び長の所属党派別人員調等(令和2年12月31日現在)” (プレスリリース), 総務省, (2021年3月30日)