与党

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与党(よとう)とは、その時に政権を担っている政党のことである。そのため、政権党(せいけんとう)とも言われる。議院内閣制の下では、国会(議会)の多数党が与党であり、選挙などにより多数党が交代しながら政権を担当することが前提となっている。
ただ、1955年11月の保守合同以降の日本のように一時期を除いて大半を自由民主党が政権を占める場合も多く、この場合は万年与党(まんねんよとう)と言われたり、一党独裁国家のヘゲモニー政党体制と同一視され、正しく議院内閣制が機能していないととらえられる場合もある。

日本で保守合同後の一時期、非自民・非共産連立政権民主党政権といった非自民党政党が政権与党になった場合があるが、いずれも極めて短期間である。

概要[編集]

国会で1番議席が多い政党、および議席最多の党と連立を組む政党であることが多い。与党は、政権を与する(くみする)や、与えられるという字から。現在の与党は自由民主党、公明党。

内閣を組織して政権をになう政党。通常、議会で最も多くの議席を獲得した政党の党首が内閣総理大臣となる。

国会で1番議席が多い政党が過半数の議席を占めるとは限らない。この様な場合、日本では、複数の政党が連立を組み、合同で過半数の議席を占めて政権を担うことが多い。なお、1993年から1994年にかけての細川政権では、議席数2位以下の政党のほとんどが連立を組んで与党となり、当時最も議席が多かった自由民主党は野党となった。

過去に与党だった政党[編集]

関連項目[編集]