Google+
ロゴ | |
読み | グーグル プラス |
開発 | |
種類 | ソーシャル・ネットワーキング・サービス |
URL | https://plus.google.com |
現状 | 一般向け:閉鎖 企業向け:Google Currents として存続 |
Google+ (グーグルプラス)は、かつて米Google社が展開していたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の一つ。
概要[編集]
来歴[編集]
2011年6月28日に、SNS業界において当時台頭していたTwitterやFacebookの対抗馬としてGoogle社より発表された。設立時はサービステストのため招待制での運営が続いていたが、同年9月28日に一般向けに公開、正式にサービスが開始された。
多くの著名人[1]や企業が使用し話題になるなど、一見順調なスタートを切ったかに思えたGoogle+だが、一部の問題やユーザー離れ等の煽りを受け、2019年2月4日に新規アカウント作成の停止、2019年4月2日に一般向けサービスの終了が発表された。
主な機能とその特徴[編集]
サークル[編集]
その名の通り、同じ趣味を持つ人同士などをリスト化できる機能。
投稿範囲(投稿が見られる範囲)を設定したサークル限定で公開するように指定できたり、サークル内のメンバーの投稿をまとめてチェックする等といった使い方が出来た。
Sparks[編集]
指定したトピック・テーマをWeb上から抽出して表示する機能。
前述のサークルなどで共有することができ、話題作り等の面でも一役買っていた。
ビデオチャットルーム (ハングアウト)[編集]
文字通りビデオチャットが出来る機能。
Google+アカウントのプロフィールを作成していれば、最大9人でのビデオチャットが可能。
現在もこの機能は「ハングアウト」という名称で提供されている。
+1[編集]
TwitterやFacebookの「いいね」と同じような機能。
コミュニティ[編集]
サークルと似ているが機能は別物。特定のテーマを掲げたグループを容易に作成/参加できた。
サービス終了とその要因[編集]
先述の通り、Google+は一般向けサービスの提供を2019年4月2日に終了した。サービス終了に至った主な要因としては以下が挙げられる。
1.約50万人の個人情報漏洩[編集]
2018年3月、「Google People API」にバグが発見され、これにより最大50万人の個人情報流出の可能性がある事が発覚した。このバグは即刻修正されたものの、当時は公表されなかった[2]。
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2.実質的な利用者数の少なさ[編集]
Google+アカウントはGoogleアカウントを持っていれば半自動的に作成されるため、ユーザーがよく知らずに作成したアカウントがそのまま放置される事例も少なくなかった。
そのため、ユーザーは沢山居るが活動が確認できない状態となり、「ゴーストタウン」と揶揄されることもあった。
ただし、Twitterのようにトレンドが表示されて一体感があったりしたわけではないため、特定の界隈内で活発に利用されていても外からは気づかれづらい、という側面もあった。例えば、Googleアカウント所有が前提となっているARゲームのIngressでは、ほぼ公式コミュニティとして活用されており、閉鎖の際には多くの問い合わせがあったことが中の人から明かされている[3]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
情報元[編集]
- Google+(グーグルプラス)とは何だったのか…終了前に見ておきたいコンテンツを紹介 - Teckcamp
- Google+が終了する理由!AKBファンから人気も、50万件の個人情報流出が問題に -Teckcamp
- Google+とは|用語集|株式会社アイレップ