津南町

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つなんまち
津南町
日本国旗.png日本
地方北陸地方
所属新潟県中魚沼郡
人口9609 人
面積170.21 km2
備考昭和30年(1955年)1月に津南町が誕生。

津南町(つなんまち)とは、新潟県中魚沼郡に存在するである。

概要[編集]

新潟県の南端に位置する町である。南西は長野県と境を接している。

昭和30年(1955年1月外丸村上郷村芦ヶ崎村秋成村中深見村下船渡村の6村の合併により津南町が誕生する。昭和31年(1956年4月、中深見村・中里村と一部境界変更を行なった。

この町は標高2145メートルの苗場山、標高1354メートルの金城山などがあり、北西部にも海抜500メートルから900メートルの山々がある。東寄りを中津川が北に流れ、北西部を北東に流れて信濃川に注いでいる。中北部の信濃川右岸に、津南高原と呼ばれる平坦な河岸段丘面が開けている。この町は新潟県の中でも有数の豪雪地帯で、11月から4月上旬まで2.5メートルから3メートルの積雪に見舞われる。中津川に沿う結東・前倉・大赤沢など8つの集落と、南の長野県栄村の4つの集落を加えた一帯は秋山郷(あきやまごう)と呼ばれる。このように山々に囲まれて交通も不便で、豪雪にも見舞われることから、その昔から合戦で敗れた落ち武者やその遺族が住み着いたことでも知られ、足利尊氏と覇権を争った新田義貞の残党や源頼朝に滅ぼされた平氏の落人などが住み着いたと伝わっている。この町は余りの不便さから秘境陸の孤島などと称され、ある意味で民俗学の宝庫とも言われた。ただし現在ではその秘境度もだいぶ弱まっている。

津南駅の裏にはマウンテンパーク津南スキー場がある。

この町の主要な産業として、米作りと野菜作り、煙草の栽培、養鶏や肉、乳牛の飼育が行なわれており、農地造成や整備なども行なわれている。

見所としては津南町歴史民族資料館、中津峡谷、沖ノ原遺跡などがある。

津南町の主要施設[編集]

津南町の特産品[編集]

人口の変遷[編集]

平成9年(1997年)の津南町の人口1万2987人、平成29年(2017年10月1日の人口は9609人である。

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