クライマックスシリーズ
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クライマックスシリーズとは、日本プロ野球において導入されているプレーオフ制度である。アルファベットでCSと略される。
概要[編集]
2007年から導入され、このクライマックスシリーズで優勝すると日本シリーズへの出場権を獲得できる。そのため、以前まではリーグ優勝チームがそのまま日本シリーズに出場できていた[1]ものの、このクライマックスシリーズの導入を受けて必ずしも日本シリーズに出場できるとは限らなくなった。反対に、Aクラスで2位または3位のチームもクライマックスシリーズで優勝すると日本シリーズに出場できる。このような事態は過去に5例ある。
年 | リーグ | CS優勝チーム | 日本シリーズの結果 | リーグ優勝チーム |
---|---|---|---|---|
2007年 | セ・リーグ | 中日ドラゴンズ | 優勝 | 読売ジャイアンツ |
2010年 | パ・リーグ | 千葉ロッテマリーンズ | 優勝 | 福岡ソフトバンクホークス |
2014年 | セ・リーグ | 阪神タイガース | 敗退 | 読売ジャイアンツ |
2017年 | セ・リーグ | 横浜DeNAベイスターズ | 敗退 | 広島東洋カープ |
2018年 | パ・リーグ | 福岡ソフトバンクホークス | 優勝 | 埼玉西武ライオンズ |
方法[編集]
- ファーストステージ
最初はリーグ2位のチームが主催となりリーグ3位vs2位のチームでの対戦が、リーグ2位のチームの本拠地で開催される (2017年セ・リーグの場合、DeNAvs阪神、阪神甲子園球場で開催) 。先にどちらかが2勝、または2位のチームが1勝1分となった場合に決着する。
- ファイナルステージ
ファーストステージでの勝者が決定すると、今度はリーグ優勝チームが主催となりリーグ優勝vsファーストステージ勝者での対戦が、リーグ優勝チームの本拠地で開催される (2017年セ・リーグの場合、広島vsDeNA、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で開催) 。この際、リーグ優勝チームに一勝分のアドバンテージが与えられ、先に4勝したチーム、または引き分けて同じ勝ち数となった場合に決着する。