スポーツ新聞
スポーツ新聞(スポーツしんぶん)とは、新聞の一種。スポーツ紙(スポーツし)ともいう。
概要[編集]
高校野球、プロ野球やサッカー、大相撲などの格闘技、陸上競技などのスポーツ報道を中心に、競馬、競輪、競艇などの公営競技や芸能、社会などの娯楽ニュース、釣りなどのレジャー情報を掲載するのがスポーツ新聞である。一般紙と同様、朝刊で発行される。日本では1946年(昭和21年)創刊の『日刊スポーツ』が最初で、その後、『スポーツニッポン』『デイリースポーツ』などが創刊された。
主にコンビニエンスストアや駅売店で販売されているが、宅配も行っている。新聞休刊日の際、宅配されない「休刊日特別版」を各社にて発行する。
スポーツ紙を取り巻く環境は昨今厳しく、2023年(令和5年)以降、西日本、道新の各スポーツが紙印刷発行を止め、2025年2月には東京中日スポーツも紙印刷発行を止める予定である。
日本の主なスポーツ新聞[編集]
全国紙系[編集]
ブロック紙・地方紙系[編集]
夕刊紙[編集]
東西の紙面構成[編集]
全国紙系は沖縄県を除き「静岡・長野・新潟」と「愛知・岐阜・富山」の県境で東日本と西日本に紙面構成が明瞭に分かれる。
フジテレビ系列の競馬番組も同様に東西で分かれるが、沖縄県はサンケイスポーツが空輸でコンビニ販売される都合上、東日本と同様になる。
特色分野[編集]
プロ野球[編集]
球団の関連会社が発行している「スポーツ報知」、「(東京)中日スポーツ」、「サンケイスポーツ」では当該関連球団に多くの記事を割いている。
「道新スポーツ」、「西日本スポーツ」、「デイリースポーツ広島版」、「サンケイスポーツ東北版」は立地球団の記事を載せている。
「デイリースポーツ」は首都圏こそ阪神タイガース贔屓が目立つが、関西・四国では「スポーツ報知」を除く全国紙がタイガースに多くの記事を割いているため、それほど目立たない。
オリックスは地上波テレビ同様、贔屓するスポーツ紙を持てない他、ロッテも贔屓するスポーツ紙がない。
その他[編集]
「デイリースポーツ」、「サンケイスポーツ」は競馬記事に特色がある。
「(東京)中日スポーツ」はF1に多くの記事を割き、本場所を共催するため大相撲記事にも特色がある。
「東京スポーツ」は、プロレスに多くの記事を割いている。