野岩鉄道会津鬼怒川線
(会津鬼怒川線から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
会津鬼怒川線 | |
---|---|
概要 | |
通称 | ほっとスパ・ライン |
起終点 | 起点:新藤原駅 終点:会津高原尾瀬口駅 |
駅数 | 9駅 |
運営 | |
開業 | 1986年10月9日 |
所有者 | 野岩鉄道 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 30.7 km (19.1 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 直流 1,500V |
運行速度 | 最高80 km/h |
外部リンク | |
野岩鉄道会津鬼怒川線(やがんてつどうあいづきぬがわせん)は、福島県南会津郡南会津町の会津高原尾瀬口駅から栃木県日光市の新藤原駅を結ぶ延長30.7kmの野岩鉄道の鉄道路線である。愛称は「ほっとスパ・ライン」、「野岩線」。
概要[編集]
鉄建公団工事線だった野岩線の工事を再開するために設立された第三セクター鉄道の路線である。
第三セクター化にあたり、未着手同然だった藤原 - 今市間の工事は中止[注釈 1]され、新藤原駅接続で東武鬼怒川線と相互直通運転するため、第三セクター鉄道では初めての直流電化路線として電化工事が追加され、東武鉄道の電車が福島県に進出することになった。
開業以来、東武線への直通運行を基本とし、1990年(平成2年)の会津田島駅への電化区間北進以降も大きく変わらなかったが、2021年(令和3年)3月ダイヤ改正で、東武乗り入れは特急リバティ以外は原則無くなり、普通列車はほぼ線内折り返しとなる予定となる。
歴史[編集]
- 1966年(昭和41年)5月25日 - 日本鉄道建設公団工事線として着工。この時は非電化路線前提。
- 1980年(昭和55年)12月 - 国鉄再建法の施行に伴い建設工事が凍結される。
- 1981年(昭和56年)11月19日 - 福島県・栃木県・沿線自治体の31市町村、東武鉄道や会津乗合自動車(株)などが出資する第三セクターとして、「株式会社野岩鉄道」を設立。
- 1984年(昭和59年)5月 - 電化工事を追加。
- 1986年(昭和61年)10月9日 - 新藤原駅から会津高原駅(現・会津高原尾瀬口駅)へ至る全長30.7kmが電化開業した。
駅一覧[編集]
終点会津高原尾瀬口駅(南会津町)以外は全て日光市所在。
- 普通列車・区間快速は全列車各駅に停車
- 快速「AIZUマウントエクスプレス」は、▽印の駅(男鹿高原駅)を除くすべての駅に停車
- 特急「リバティ会津」および臨時列車については各列車記事を参照
- 線路 … ◇・∨・∧:交換可、|:交換不可
駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 線路 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
駅間 | 累計 | ||||
TN 東武鬼怒川線直通運転 | |||||
新藤原駅 | - | 0.0 | 東武鉄道:TN 鬼怒川線 | ∨ | 栃木県 日光市 |
龍王峡駅 | 1.7 | 1.7 | | | ||
川治温泉駅 | 3.1 | 4.8 | ◇ | ||
川治湯元駅 | 1.2 | 6.0 | | | ||
湯西川温泉駅 | 4.3 | 10.3 | | | ||
中三依温泉駅 | 6.5 | 16.8 | ◇ | ||
上三依塩原温泉口駅 | 4.2 | 21.0 | ◇ | ||
男鹿高原駅▽ | 4.0 | 25.0 | | | ||
会津高原尾瀬口駅 | 5.7 | 30.7 | 会津鉄道:会津線 | ∧ | 福島県 南会津郡 南会津町 |
会津鉄道会津線直通運転 |
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 実現すれば、鬼怒川方面輸送も国鉄と東武が競合する状態になった。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
特定地方交通線/公団凍結線/その他国鉄工事線 |