気象庁
(中央気象台から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
気象庁(きしょうちょう)とは、日本の国民の安全や災害の軽減、交通安全の確保などを目的に、気象や地震、火山、海洋の自然現象を監視し、防災情報を発表する国土交通省の外局のことである。職員はおよそ5000人いるとされる。
概要[編集]
当庁の地方支分部局に気象台と測候所がある。規模の大きな管区気象台は札幌(北海道)、仙台(宮城県)、大阪(大阪府)、福岡(福岡県)にあり、本庁の気象衛星センター内に東京(東京都)管区の部署がある。それぞれの管区には北海道に6ヶ所、管区気象台所在地や沖縄県以外の府県に41ヶ所の地方気象台がある。沖縄県には沖縄気象台があり、石垣島などに3地方気象台が存在する。測候所は統廃合や気象の無人観測化で、現在は帯広と名瀬のみである。
発表する防災情報は気象警報や天気予報、緊急地震速報、津波警報、噴火速報など多岐にわたっている。
気温観測法[編集]
風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を使用する。芝生の上、1.5メートルでの観測が標準であり、温度計は直射日光に当たらないように通風筒の中に格納する。通風筒上部に電動のファンがあり、筒の下から常に外気を取り入れて計測している。
関連項目[編集]
- 気象庁が命名した自然現象の一覧
- 緊急地震速報
- 気象予報士
- 日本気象協会
- 気象業務支援センター
- 日本気象学会
- 海洋気象学会
- ひまわり (気象衛星)
- 筑波山神社・筑波大学計算科学研究センター共同気象観測所
- 広島市江波山気象館
- 津村書店 - 気象庁庁舎内に所在する気象資料の専門書店
- 日本における地震対策と体制
- 日本の行政機関