沖縄気象台
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沖縄気象台(おきなわきしょうだい)とは、沖縄県那覇市にある、気象庁の地方支分部局である。
概要[編集]
沖縄気象台は、地方気象台でも管区気象台でもないという特殊な地位にあるが、下位に3か所の地方気象台(宮古島地方気象台・石垣島地方気象台・南大東島地方気象台)があることから、実質的には管区気象台に近い。沖縄気象台は、沖縄県全域の気象観測を司る。東西に広い沖縄県は台風などの気象災害が多く、本気象台の果たす役割は非常に大きい。
本庁管内の予報区分[編集]
- 本島北部
- 本島南部
- 久米島地方
歴史[編集]
本気象台は1890年7月1日に沖縄県立那覇二等測候所として設立設立された。その後、一等測候所に昇格し、戦後はアメリカ合衆国の下部組織となった。
本土復帰時に沖縄管区気象台とする計画だったが、大蔵省が管区気象台に相当する予算を付けなかったため、沖縄気象台という中途半端な位置づけで気象庁の下部組織となった。
かつては、名護、久米島に傘下の測候所を持っていたが、2004年までに無人化され、特別地域気象観測所に移行した。