気象警報

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気象警報(きしょうけいほう)とは、気象庁が発表する気象についての情報である。

概要[編集]

警報には大雨(土砂災害、浸水害)、洪水、暴風、暴風雪、大雪、波浪、高潮の7種類があり、警報が出された際は、人の命に関わるような災害が起こる恐れがあることを意味する。警報が出された場合は、危険な場所からは離れ、自宅にいるのが危険だと判断した場合は速やかに(状況が悪化する前に)安全な避難所に避難することが必要である。近年では気象情報が充実していることもあり、警報が出た際の警戒感も薄れつつあるが、警報が出たらいつ災害が発生してもおかしくない状況だということを認識すべきである。なお、気象庁以外の者が警報を発表した場合、気象業務法違反となり罪に問われる。

一般に発表される警報[編集]

  • 暴風雪警報 - 雪を伴う強風による重大な災害の警告。
  • 暴風警報 - 台風接近・上陸時に発令されることが多い強風による重大な災害の警告。多くの学校は所在地に暴風警報が発表されると始業前[1]なら休校、始業後であればその時点で授業中断・一斉下校と規程している。暴風警報は風を遮るものが少ない平地や海に近い地域ほど発令されやすい。
  • 大雨警報 - 大雨による重大な災害の警告。雨で地盤が緩んで土砂災害の危険性が続いていると考えられる場合、雨がやんで晴れても大雨警報が継続する場合がある。
  • 大雪警報 - 大雪による重大な災害の警告。
  • 高潮警報 - 海面水位の異常な上昇(高潮)による重大な災害の警告。
  • 波浪警報 - 津波を除く高波による重大な災害の警告。
  • 洪水警報 - 大雨や長雨、融雪などによる河川の増水による重大な災害の警告。
  • 緊急地震速報 - 最大震度が5弱以上と予想され、予想震度4以上の地域に向けて発表される地震による重大な災害の警告。
  • 噴火警報 - 火山噴火による重大な災害の警告。
  • 津波警報 - 津波による重大な災害の警告。

脚注[編集]

  1. 概ね午前6時頃に暴風警報が発表または継続中