札幌市
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札幌市(さっぽろし)は、北海道の石狩振興局管内にある都道府県庁所在地の都市。
概要[編集]
日本最北の政令指定都市であり、北海道の行政、政治と経済の中心でもある。
人口は190万人以上であり、北日本最大の都市で、世界の豪雪地でも最大級の都市である。北海道の人口の約1/3を占める。
人口では日本全国の市の中でも、横浜市、大阪市、名古屋市に次いで第4位の規模を誇っている。ただ、都道府県庁所在地は、一般市とは異なり、何かと特別な立場にあるため”誇っている”というより、道内他都市のウワマエをはねている卑怯な都市と表現する方が妥当ともいえる。
京都市のような碁盤目形態の都市だが、明治初期の開拓判官の島義勇が京都と地理状況が類似していることを意識して碁盤目にしたとされ、以降に開基された北海道の有力市街地が札幌の真似をした碁盤目状となっている。
地名の由来[編集]
札幌の地名はアイヌ語ではサッ・ポロであり、サッは「乾いた」を意味し、ポロは「大きい」を意味する。かつてはサッ・ポロ・ナイと呼んでいたとされ、これは乾いた大きな川を意味する。この川は現在の札幌市内を流れる豊平川のことを指す。
歴史[編集]
- 1869年 - 札幌本府建設開始。
- 1888年 - 赤レンガとして知られる北海道庁旧本庁舎完成。
- 1922年 - 市制施行。
- 1972年 - 政令指定都市となり、中央、東、西、南、北、豊平、白石の7行政区を設定。
- 1989年 - 白石区から厚別区、西区から手稲区を分区。
- 1997年 - 豊平区から清田区を分区。
交通[編集]
主な駅は札幌駅、すすきの駅、新札幌駅、手稲駅など。2031年ごろに北海道新幹線が札幌まで延伸される予定。
名所など[編集]
- 大通公園
- 創成川
- 北海道庁旧本庁舎(国の重要文化財。国の史跡)
- 北海道大学農学部付属植物園
- 中島公園
- 八窓庵(国の重要文化財)
- 豊平館(国の重要文化財)
- 時計台記念館(旧演武場)
- 島判官紀功碑
- 円山原始林(国の天然記念物)
- 円山動物園
- 円山公園
- 北海道神宮
- 旭山記念公園
- 三岸好太郎美術館
- ビール博物館(開拓使麦酒記念館)
- ミニワールドミュージアム
- 手稲記念館
- 藻岩山
- 藻岩山原始林(国の天然記念物)
- 琴似屯田兵屋
- 手稲オリンピア
- 羊ヶ丘展望台
- 北武記念絵画館
- 北海道大学
- 北海道大学農学部第二農場(国の重要文化財)
- 札幌芸術の森
- 支笏洞爺国立公園
- 定山渓温泉
- 北海道開拓記念館
- 北海道開拓の村
その他[編集]
AKBグループ進出構想が2014年頃あったが、実現していない。