管区気象台
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管区気象台(かんくきしょうだい)とは、気象庁の地方支分部局。
概要[編集]
気象庁の下部組織の一つで、都府県より広域な各地方ごとや道単位の気象・防災に関する業務を行っている。また、管区気象台がある都府県については、下部組織である地方気象台が設置されていないため、専ら管区気象台が気象・防災に関係する業務を実施している。管区気象台では、現在でも天気や視界、初雪などに対して、目視での観測が実施されている。
管区気象台は全国5か所、札幌市、仙台市、大阪市、福岡市に設置され、東京については清瀬市の気象庁気象衛星センター内に管区気象台が併設されている。なお、1949年10月まで新潟市、名古屋市、広島市、高松市にも管区気象台が存在した。
この他、管区気象台という名前はついていないものの、下部組織として地方気象台を持ち、事実上管区気象台に相当する気象台として、沖縄気象台が那覇市に設置されている。