気象台
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気象台(きしょうだい)とは、有人で気象を観測し、予報・警報を実施している場所のことである。
日本においては、気象台は国土交通省の外局である気象庁が運営しており、地方支分部局として管区気象台、地方気象台、航空地方気象台の3種類が設置されている。上記のいずれにも当てはまらない気象台として沖縄気象台が沖縄県那覇市に設置されているが、下位に地方気象台を置くなど、事実上は管区気象台相当と言える。
また、気象台では過去の気象データを保管したり、気象に関係する資料の所蔵を行ったりもしている。現在ではアメダスや気象台の気象データはインターネット上で閲覧することが可能であるが、アメダス以前に存在した区内観測所の記録を知りたい場合、多くは気象台を頼ることとなる。
かつては、気象庁管掌の有人気象観測所として測候所や海洋気象台もあったが、測候所は2ヶ所を除いて無人観測に移行し、海洋気象台は業務を管区気象台に移管して、舞鶴海洋気象台を廃止し、他3ヶ所は地方気象台に組織替えした。加えて、民間団体や個人に気象データ採取を依頼した区内観測所もあった。