米原市
米原市(まいばらし)は、滋賀県の北東部(湖北地域)に位置する市である。
概要[編集]
旧坂田郡の米原町(まいはらちょう)・近江町・伊吹町・山東町が合併して米原市となった。
市制にあたり、濁音の鉄道の駅名と「米原」の読みを統一したが、旧町名の清音のままの施設もある。
東に岐阜県揖斐郡揖斐川町、岐阜県不破郡垂井町、岐阜県不破郡関ケ原町、岐阜県大垣市、南に滋賀県犬上郡多賀町、彦根市、北に長浜市と接する。
地理[編集]
西に琵琶湖を接し、湖岸は沖積平野となっているが、それ以外は山地となっている。最高峰は伊吹山(1377.3m)
沿革[編集]
詳細は「坂田郡」を参照
教育[編集]
交通の要所、米原[編集]
明治時代初期まで[編集]
岐阜県関ケ原町と接しており、古くから交通の要衝であった。中山道と北陸道の分岐点として発達した。市の中心部である米原が北国街道の米原宿に当たり、市域南部を東西に通過する中山道には番場宿、醒井宿、柏原宿の3ヶ所の宿場町が置かれていた。
道路[編集]
- 高速道路
米原(まいはら)ジャンクションで名神高速道路と北陸自動車道が分岐し北陸道に米原ICが存在するなど、交通の結節点としての役割を果たしている。
- 国道
国道8号と国道21号が市内で分岐し北陸地方と東海地方を繋いでいる。市内北東には国道365号も通じている。
高速バス[編集]
市域の名神高速道路には、山東と米原のバスストップがあり、名神ハイウェイバスの急行便が停車していたが、市制前の2002年に廃止となった。
鉄道[編集]
- JR
JR東海道新幹線、JR東海道本線が東西を貫き、東海道新幹線米原駅が設置されている。米原駅は北に分岐して敦賀駅までを結び北陸新幹線と連絡するJR北陸本線の起点駅である。
東海道本線は米原駅でJR東海とJR西日本に所属が分かれ、JR東海区間に柏原、近江長岡、醒ヶ井の3駅が設置されている。JR西日本区間は琵琶湖線の愛称があり、米原の他、北陸本線に坂田駅がある。
国鉄は東海道新幹線建設段階で米原経由を決め、その結果、上越新幹線開業まで、東京方面から米原駅での北陸本線との接続は重視され、「ひかり」の東海道新幹線の最初の追加停車駅となり、湖西線開業後も特急「加越」が「雷鳥」の補充として新設された。
- 民鉄