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神戸電鉄有馬線

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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有馬線 (ありません)は、ありません
























神戸電鉄
神戸電鉄有馬線
基本情報
日本国旗.png日本
所在地 兵庫県
起点 湊川駅
終点 有馬温泉駅
駅数 15駅
路線記号 KB
開業 1928年11月28日
所有者 神戸電鉄
運営者 神戸電鉄
車両基地 鈴蘭台車両基地
使用車両 神戸電鉄#車両を参照
路線諸元
路線距離 22.5 km
軌間 1,067 mm狭軌
線路数 複線(湊川 - 有馬口間)
単線(有馬口 - 有馬温泉間)
電化方式 直流1,500 V 架空電車線方式
最大勾配 50.0 
最小曲線半径 200 m
保安装置 神鉄型ATS
最高速度 80 km/h[1]

というのは嘘です。有馬線(ありません)は、兵庫県神戸市兵庫区湊川駅から同市北区有馬温泉駅までを結ぶ神戸電鉄鉄道路線である。駅ナンバリングで使われる路線記号はKB。

概要[編集]

神戸方面から直接有馬温泉へ至る。全線で急勾配が続く。また沿線は1960年頃に開発され住宅地となっている。

運行形態[編集]

全ての列車が神戸高速鉄道南北線へ直通している。また朝夕に有馬温泉方面への直通列車が運転されているが、日中は有馬口駅で乗り換えが必要となる[注 1][注 2]。全線でワンマン運転を行っている。

両数は4両と3両が半々程度で若干4両のほうが[注 3]多い。行先は鈴蘭台・有馬温泉・道場南口・西鈴蘭台・三木・志染・粟生・小野・三田など

列車種別[編集]

優等列車の変遷は激しく、沿線の開発度合に応じて準急以外の各列車の停車駅は度々変更されている。因みに現在の種別配置は京阪電鉄似ている。

特快速 =[編集]

1995年11月26日のダイヤ改正より登場した種別。現在の有馬線・三田線の再速達列車となっており、ニュータウン開発で人口が増加した三田駅 - 岡場駅間の通勤客を素早く神戸方面へ行かせるため列車となっている。

現行ダイヤでは平日朝に三田発新開地行きが2本のみ設定されており線内の停車駅は北神線との乗り換え駅である谷上と山の街、北鈴蘭台、鈴蘭台、湊川のみで山の街・北鈴蘭台に停車しているリ理由はわからないがかなり停車駅を削った列車となっている。

で皆さん一番気になるであろうことが、なぜこの種別名となったのかということで、この特快速は英語で"Special Rapid Express"で直訳すると特別快速急行となる。それなら特別快急や特快急とかにすれば良かったのだろうが、かつて三田方面に運転されていた「特急」と「快速」との間の位置付けであったためこの種別名となった。

急行[編集]

朝夕のみに設定されている。線内の通過駅は長田・丸山・鵯越と箕谷・神鉄六甲のみであまり早くない、あまり早くない中間の種別は関西では減便を強いられるため本数も多くない。

準急[編集]

通過駅は利用客の少ない丸山と鵯越のみ。全時間帯で運行されており主要種別となっている。運行形態は三田方面が上りのみ粟生方面が下りのみと変則的になっている。また三田方面行きは鈴蘭台から先の通過駅がないため普通に種別変更する。

普通[編集]

こちらも終日運転されている。日中は毎時4本程で三田方面が2本、三木方面が2本となっている。また鈴蘭台以東で準急は普通と案内する。

2005年に営業休止となった菊水山駅営業時は鈴蘭台駅発着列車など一部をのぞき、「普通」でも同駅を通過していた。そのため、神戸電鉄では同駅停車列車を「各駅停車」と区別していた[注 4]

駅一覧[編集]

  • 駅番号は2014年4月1日に導入[2]
  • 全駅兵庫県神戸市内に所在。
  • 新開地駅 - 湊川駅間は神戸高速鉄道が第三種鉄道事業者として線路を保有し、神戸電鉄が第二種鉄道事業者として旅客の運送を行っている。
  • ●:停車、|↑:通過、↑片方向のみ運転。
  • 普通は全駅に停車(表中省略)。
  • 準急:有馬口 - 有馬温泉間は平日の有馬温泉行きのみ運転。
  • 特快速:平日の新開地方面行きのみ運転。
  • 線路 … ∥:複線区間、◇・|:単線区間(◇は列車交換可能)、∨:ここより下は単線
路線名 駅番号 駅名 駅間
キロ
湊川
からの
営業キロ
準急 急行 特快速 接続路線・備考 線路 所在地
神戸高速線 KB01 新開地駅 - 0.4 阪神電気鉄道HS 神戸高速線(HS-36)
阪急電鉄HS 神戸高速線(HS-36)
兵庫区
KB02 湊川駅 0.4 0.0 神戸市営地下鉄S 西神・山手線湊川公園駅)(S06)
有馬線
KB03 長田駅 1.9 1.9   長田区
KB04 丸山駅 0.7 2.6  
KB05 鵯越駅 1.0 3.6   兵庫区
KB06 鈴蘭台駅 3.9 7.5 神戸電鉄:KB 粟生線(一部直通運転:下記参照) 北区
KB07 北鈴蘭台駅 1.9 9.4  
KB08 山の街駅 0.9 10.3  
KB09 箕谷駅 1.7 12.0  
KB10 谷上駅 1.7 13.7 神戸市営地下鉄:S 北神線(S01)
KB11 花山駅 1.7 15.4  
KB12 大池駅 1.7 17.1  
KB13 神鉄六甲駅 1.0 18.1  
KB14 唐櫃台駅 0.8 18.9  
KB15 有馬口駅 1.1 20.0 神戸電鉄:KB 三田線(直通運転:下記参照)
KB16 有馬温泉駅 2.5 22.5      
直通運転区間
  • 鈴蘭台駅から
  • 普通・準急(※2)…粟生線粟生駅まで
  • 有馬口駅から
  • 普通・準急・急行(※1)・特快速(※1・※2)…三田線三田駅まで
備考
  • ※1…大半(日中は全列車)が直通
  • ※2…湊川・新開地方面行きのみ

廃駅[編集]

  • 神有耶馬駅(鵯越駅 - 鈴蘭台駅間):1939年2月15日廃止。
  • 新有馬駅(有馬口駅 - 有馬温泉駅間):1975年6月15日休止、2013年2月28日廃止。
  • 菊水山駅(鵯越駅 - 鈴蘭台駅間):2005年3月26日休止、2018年3月23日廃止。

その他[編集]

  • 2013年発生した事故の影響で一時期新開地から有馬温泉方面へ列車を運行できなくなっていたがすぐに解除された。

脚注・出典[編集]

注釈[編集]

  1. 土日だけでもいいから日中時間帯にも直通ほしい。
  2. ただ接続はしっかりしている。腐っても有馬線ということだろうか
  3. 同様な会社として山陽電気鉄道本線があるがこちらは3両編成のほうが多い
  4. 同様例として南海高野線南海本線がある

出典[編集]

  1. 寺田裕一 『データブック日本の私鉄 : 全国私鉄165社局掲載』 ネコ・パブリッシング、2013年、改訂新版。NDL22207422。ISBN 9784777013364
  2. “〜すべてのお客さまに、より分かりやすいご案内を〜 全駅に駅ナンバリングを導入します” (PDF) (プレスリリース), 神戸電鉄, (2014年3月3日), オリジナル2014年3月3日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20140303164354/http://www.shintetsu.co.jp/release/2013/140303.pdf 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]