メートル
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メートルとは、国際単位系における長さの単位。
概要[編集]
1メートルは光が1秒間に進む長さの299792458分の1と定義されている。単位記号は小文字のmであり、大文字のMと書いてはいけない。大文字のMはSIではないが長さの単位として海里の意味になってしまうためである(またSI接頭辞のメガ(100万倍)でもある。)。
現在は、ヤード・ポンド法が一般的であるアメリカ合衆国を除く世界のほぼすべての地域で長さの基本単位として広く使用されており、これにSI接頭辞を付けたキロメートル、センチメートル、ミリメートルといった単位もよく使用される。メートルはキログラム、秒、アンペア、ケルビン、モル、カンデラと並び、SI基本単位の一つである。
歴史[編集]
由来は地球の赤道から北極点までの長さの1000万分の1で、質量のグラム同様、フランスで最初に提唱された。1960年まではメートル原器の印の間の長さとして定義されていた。