名古屋市営地下鉄5050形電車

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名古屋市営地下鉄5050形電車
Nagoya city subway 5050series 5153.JPG
5050形 本郷駅にて
製造所日本車輌製造
運用者名古屋市交通局
製造年1992年 - 2000年
製造両数162両
最高運転速度65 km/h
設計最高速度80 km/h
電源方式直流600V
保安装置打子式ATS(装置改造前)
車内信号式ATC(装置改造後)
ATO
主電動機かご形三相誘導電動機
東芝 SEA-319
三菱製 MB-5027-A
日立製 HS-34529-03RB
制御方式VVVFインバータ制御(更新前:GTO素子/更新後:IGBT素子)
歯車比103:16
台車ボルスタレス式空気ばね台車
日車 ND716A・ND716AT
主な走行路線東山線
リンクホームページ

名古屋市営地下鉄5050形電車(なごやしえいちかてつ5050がたでんしゃ)は、名古屋市交通局が保有、運用する鉄道車両の1つである。

概要[編集]

東山線で使用されている通勤型電車

冷房化の推進、および300形250形の置き換えを目的に、1992年から2000年まで導入されている。

6両編成27本が活躍している。

車両構造[編集]

基本的な設計は2000形に準じている。

車体[編集]

オールステンレス車体で、黄色のラインが入っている。

近年は前照灯がLED式に交換されている。

車内[編集]

赤系モケットのバケットシートを使用したロングシート。車端部の貫通路上にはLED式の案内表示器が設置されている。

両先頭車に車いすスペースがある。5158編成以降は、路線図を使用した案内表示器をドア上の鴨居部に千鳥配置で3個設置されている。

機器類[編集]

制御装置はVVVFインバータ制御。

台車はND716A形ボルスタレス台車。

編成[編集]

藤が丘方より5150(Tc)、5250(M)、5350(M)、5450(M)、5550(M)、5650(Tc)。

更新[編集]

2016年以降、経年劣化した電気機器装置の更新が進んでおり、2023年現在は5151H~5158Hの8編成に対して完了し、残る19編成も2029年度までに完了する予定である。

特別装飾など[編集]

子育て応援の日PR[編集]

2010年10月31日から、5166編成編成に「子育て応援の日(はぐみんデー)」のラッピング車両として運転された。

黄電メモリアルトレイン[編集]

2022年8月1日から2023年1月22日までの期間で、名古屋市交通局の100周年事業として「黄電メモリアルトレイン」として運行される。

ギャラリー[編集]

置き換え[編集]

まだ置き換えの発表はないが、6000形や2000形の置き換え計画が示されたため、数年以内に後継車両の発表が予想される。

関連項目[編集]

現有車両
地下鉄
東山線 5050形 - N1000形
名城線名港線 2000形 - 2050形 (2028年度導入予定、形式名は仮称)
鶴舞線 3050形 - N3000形
桜通線 6000形 - 6050形 - N6000形 (2029年度以降導入予定、形式名は仮称)
上飯田線 7000形
過去の車両
地下鉄
東山線 100形 - 200形 - 250形 - 300形 - 5000形
名城線 1000形・1100形・1200形
鶴舞線 3000形
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トロリーバス 10000形 - 12000形