ケイ素
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ケイ素(けいそ、元素記号Si、漢表記:珪素)は、元素番号14の元素である。
概要[編集]
ケイ素は、1823年にスウェーデンの化学者であるイェンス・ベルセリウスによって発見された。
周期表上では第3周期元素かつ第14族元素に属する非金属元素でありながら、高純度のものは金属のような光沢を持つのが最大の特徴である。また、融点は1410℃と高い。
ケイ素は代表的な半導体の一種で、電子部品には欠かせない存在である。このため、電子材料や日用品の分野において英語名のシリコンと呼ばれる場合が多い。しかし、電子部品に使うには純度がかなり高くなければならない。また、性質が同族の炭素と比較的似ていることから、宇宙規模で見れば炭素の代わりにケイ素でできた生命体(ケイ素生命体)が存在する可能性があると言われている。