ウマ娘 プリティーダービー Season 2

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ウマ娘 プリティーダービー Season 2』(ウマむすめ プリティーダービー シーズン2)は、Cygamesによるスマートフォンゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』を中心としたメディアミックスのアニメ作品。

概要[編集]

2021年1月より放送。2018年4月から6月にかけて放送された『ウマ娘 プリティーダービー』のテレビアニメ第2期となる。

1991年から1993年の中央競馬がテーマとなる。

ストーリー[編集]

第1話
シンボリルドルフと同じ無敗の三冠ウマ娘になることを目標としているトウカイテイオー日本ダービーも制して二冠ウマ娘になる。次の菊花賞を制すれば三冠ウマ娘になるところまでくるも、レース後に足を気にするなど不穏な気配が漂うのであった。
題材となったレース
  • 第51回日本ダービー(1984年5月27日、東京)。非常に悪い馬場の中、シンボリルドルフが二冠目。岡部幸雄は馬上でVサインをして二冠目をアピール。
  • 第58回日本ダービー(1991年5月26日、東京)。単枠指定を受けたトウカイテイオーが父同様二冠目。安田隆行は岡部幸雄と同様、二冠目を示すVサイン。
第2話
医者の診察を受けてトウカイテイオーは骨折をしていたことが判明。それでも最後まであきらめたくないとみんなのサポートも受けてギリギリまで菊花賞に出るための準備をする。だが、怪我は治らずトレーナーとの約束通りに菊花賞を欠場する。菊花賞のレースを見たトウカイテイオーは涙しながらも、前を向くのであった。
題材となったレース
  • 第52回菊花賞(1991年11月3日、京都)。トウカイテイオー不在の中、マルゼンスキー産駒のレオダーバンが超スローペースから抜け出して勝利。この直前、西武ライオンズが日本シリーズで優勝した事から、杉本清アナは「馬の世界でもレオ!」と実況。
第3話
トウカイテイオーはメジロマックイーンと勝負をするために天皇賞に出場することを決意する。
題材となったレース
  • 第36回有馬記念(1991年12月22日、中山)。「これはビックリ、ダイユウサク!!(堺正幸)」のこの実況に尽きる。
  • 第40回阪神大賞典(1992年3月15日、阪神)。メジロマックイーンの1992年初戦。この日は武豊の誕生日。
第4話
久々のレースを勝利で飾ったトウカイテイオー。そして、世間はトウカイテイオーとメジロマックイーンの勝負の話題で盛り上がるのであった。
題材となったレース
  • 第36回産経大阪杯(1992年4月5日、阪神、当時はG2)。新たな鞍上に岡部幸雄を迎えたトウカイテイオーの1992年初戦。「前の2頭はもうどうでもいい」という杉本清の「失言」はアニメでもネタにされた。
  • 第52回皐月賞(1992年4月19日、中山)。当時最新の設備である坂路調教で鍛え上げられたミホノブルボン(小島貞博)が無敗で皐月賞を制覇。
第5話
ついに始まった天皇賞。トウカイテイオーは最後に足が止まってしまい、メジロマックイーンの連覇で幕を閉じるのであった。
題材となったレース
  • 第105回天皇賞(春)(1992年4月26日、京都)。無敗で参戦したトウカイテイオーや山田泰誠との運命の出逢いで覚醒したメジロパーマーを退け、メジロマックイーンが史上初の天皇賞(春)連覇を達成。
第6話
目標を見失ってしまったトウカイテイオーはレースにも身が入らない日々を送っていた。トレーナーはそんな状況を変えるため、トウカイテイオーを怪我で離脱しているメジロマックイーンのもとに向かわせる。そこでトウカイテイオーは新たにメジロマックイーンと勝負するという目標を得るのであった。
題材となったレース
  • 第33回宝塚記念(1992年6月14日、阪神)。ダイタクヘリオスとバカ逃げコンビを結成したメジロパーマーが終始先頭を守り初グランプリ制覇。
  • 第37回有馬記念(1992年12月27日、中山)。宝塚・秋天に続くバカ逃げコンビの大暴走を制したメジロパーマーがグランプリ春秋連覇。その暴走に巻き込まれたテイオーは体調不良などが祟り大敗。
第7話
ライスシャワーが天皇賞に出ないと聞いてメジロマックイーンのためにもトウカイテイオーたちは説得しようとする。そして、ライスシャワーが自分が必要とされていないと思って走るのを辞めようとしていることを知る。トウカイテイオーはミホノブルボンの力も借りてライスシャワーの説得を試みる。そして、ミホノブルボンの言葉が届いてライスシャワーは天皇賞を走ることを決めるのだった。
第8話
3連覇を目指して天皇賞にのぞむメジロマックイーンだったが、ライスシャワーの並々ならぬ走りに敗れてしまう。トウカイテイオーの目標になるということで敗れたことに寂しさを感じつつも前を向くのであった。
題材となったレース
  • 第107回天皇賞(春)(1993年4月25日、京都)。史上初の春天3連覇がかかったメジロマックイーンをライスシャワーがレコードタイムで阻止。前年菊花賞と並ぶ的場均の代表的なレース。
第9話
次のレースに向けて練習していたトウカイテイオーだったが、再びの骨折をしてしまう。医者にも治ったとしても元通り走れるようになるかわからないと言われるも、気丈に頑張ろうとするトウカイテイオー。だが、メジロマックイーンの走りを見て、トウカイテイオーはもうあのようには走れないのだと思ってしまうのであった。
題材となったレース
  • 第60回日本ダービー(1993年5月30日、東京)。BNW揃い踏みの直線を制したウイニングチケット。柴田政人の悲願成就にスタンドから「マサト」コールの大合唱。
  • 第43回安田記念(1993年5月16日、東京)。ヤマニンゼファーが連覇を達成、鞍上の柴田善臣はG1初制覇。イクノディクタス(村本善之)は2着。ヤマニンゼファーはアニメ後にウマ娘化された。
  • 第34回宝塚記念(1993年6月13日、阪神)。メジロマックイーンが4年連続GI勝利。前年覇者パーマーは10着と惨敗。
第10話
トウカイテイオーはチーム脱退届を提出してお別れステージをやることになる。だが、そのステージにツインターボが自らのレースを見せつけて、ファンのみんなも引退を止めようとする。そんなみんなの声を聞いたトウカイテイオーはもう一度走ることを決めるのであった。
題材となったレース
  • 第29回七夕賞(1993年7月11日、福島)。ツインターボ・中舘英二、狂気の大逃げが人馬共に覚醒。「吼えろツインターボ!!(高橋雄一(福島テレビ))」
  • 第39回産経賞オールカマー(1993年9月19日、中山、当時はG3)。ライスシャワー・1991年桜花賞馬シスタートウショウ・1993年帝王賞等を制して大井から参戦したハシルショウグン(鞍上は「鉄人」的場文男)などの強豪を、「逃亡者」ツインターボが再び狂気の大逃げでねじ伏せた。鞍上の中舘英二はこの日、ヒシアマゾンの新馬戦でも勝利しており、自身の躍進のきっかけを掴む事に。
第11話
前のように走れないながらもトウカイテイオーは、練習を始める。そして、自分を支えてきてくれた皆にお礼をいうことにするが、メジロマックイーンにはなかなかお礼を言えずにいた。そして、トウカイテイオーはメジロマックイーンをデートに誘い、2人で楽しんだ後にお互いの気持ちを言い合うのであった。
第12話
メジロマックイーンに重大なケガが発覚。そんなメジロマックイーンに、今度のレースで優勝して奇跡を起こして見せるとトウカイテイオーは宣言。再び、ふたりで走れる未来のためにトウカイテイオーは進むのであった。そんな中、ビワハヤヒデが菊花賞を制し、有馬記念に駒を進める。
題材となったレース
  • 第54回菊花賞(1993年11月7日、京都)。ビワハヤヒデが前年のライスシャワーのレコードを更新し勝利。
第13話
有馬記念にのぞんだトウカイテイオー。一年ぶりのレースで優勝は厳しいと思われながらもビワハヤヒデを追い抜いて見事に復活優勝を果たす。そして、時は流れてトウカイテイオーとメジロマックイーンはついに一緒に走るのであった。
題材となったレース
  • 第38回有馬記念(1993年12月26日、中山)。出走馬全員重賞ウイナーの猛者が集まる中、前年有馬から1年ぶりの実戦となるトウカイテイオーが奇跡の復活を果たし、15万7443人の観客から「テイオー」コールで祝福。死闘を共にした田原成貴も一番思い入れの強いレースと語る。

登場人物[編集]

ウマ娘 プリティーダービー (アニメ)#登場人物」も参照。

ウマ娘[編集]

チーム・スピカ[編集]

トウカイテイオー
声 - Machico
『Season 2』における主人公。
メジロマックイーン
声 - 大西沙織
『Season 2』におけるもう一人の主人公。
スペシャルウィーク
声 - 和氣あず未
サイレンススズカ
声 - 高野麻里佳
第2期では海外に行っている。
ゴールドシップ
声 - 上田瞳
ウオッカ
声 - 大橋彩香
ダイワスカーレット
声 - 木村千咲

チーム・リギル[編集]

シンボリルドルフ
声 - 田所あずさ
トレセン学園の生徒会長。
マルゼンスキー
声 - Lynn
エアグルーヴ
声 - 青木瑠璃子
グラスワンダー
声 - 前田玲奈
エルコンドルパサー
声 - 髙橋ミナミ

チーム〈カノープス〉[編集]

ナイスネイチャ
声 - 前田佳織里
ツインターボ
声 - 花井美春
イクノディクタス
声 - 田澤茉純
マチカネタンホイザ
声 - 遠野ひかる

その他のウマ娘[編集]

セイウンスカイ
声 - 鬼頭明里
ダイタクヘリオス
声 - 山根綺
キタサンブラック
声 - 矢野妃菜喜
オープンキャンパスにサトノダイヤモンドと一緒に来る。
サトノダイヤモンド
声 - 立花日菜
オープンキャンパスにキタサンブラックと一緒に来る。
マヤノトップガン
声 - 星谷美緒
ヒシアケボノ
声 - 松嵜麗
でかすぎ
マチカネフクキタル
声 - 新田ひより
リオナタール
声 - 青山吉能
モデルは1991年菊花賞レオダーバン(主戦騎手は1992年にトウカイテイオーに騎乗する岡部幸雄
ライスシャワー
声 - 石見舞菜香
的場均オーラ満杯
ミホノブルボン
声 - 長谷川育美
メジロパーマー
声 - のぐちゆり
メイショウドトウ
声 - 和多田美咲
サクラバクシンオー
声 - 三澤紗千香
ダイサンゲン
声 - 原優子
モデルは1991年有馬記念優勝馬ダイユウサク(主戦騎手は熊沢重文)
マヤノトップガン
声 - 星谷美緒
メジロライアン
声 - 土師亜文
メジロドーベル
声 - 久保田ひかり
レリックアース
声 - 河上明日香
モデルは1993年ジャパンカップ優勝馬レガシーワールド

BNW[編集]

ビワハヤヒデ
声 - 近藤唯
ナリタタイシン
声 - 渡部恵子
ウイニングチケット
声 - 渡部優衣

その他[編集]

トレーナー
声 - 沖野晃司
東条ハナ
声 - 豊口めぐみ
リギルのトレーナー。
駿川 たづな(はやかわ たづな)
声 - 藤井ゆきよ
じいや
声 - 梅津秀行
メジロマックイーンの執事。
おばあさま
声 - 榊原良子
メジロマックイーンのおばあさま。
主治医
声 - 古川慎
メジロマック主治医。
医者
声 - 宇垣秀成
骨折したトウカイテイオーをみる。
南坂
声 - 古川慎
黒沼(くろぬま)
声 - 黒田崇矢
みなみ
声 - 上西哲平
ますお
声 - 有隅融
マスター / バーテン
声 - 宮崎遊
バーのマスター。
先生
声 - 後藤彩佐
学園の先生。
実況
声 - 明坂聡美
堺正幸杉本清といった名実況を完璧なまでにコピー。
解説
声 - 細江純子
男性実況
声 - 高塚正也
アニメ第1話登場。元ネタは1984年日本ダービーをフジテレビにて担当した盛山毅アナ。
担任
声 - 後藤彩佐
アニメ第1話登場。
記者
声 - 有隅融
アニメ第1話登場。
男性アナウンサー
声 - 上西哲平
アニメ第1話登場。
女性アナウンサー
声 - 竹内恵美子
アニメ第1話登場。
ハチミツ屋の店員
声 - 美幸キャスリーン
アニメ第1話登場。
女の子
声 - 河上明日香
アニメ第1話登場。
美容師
声 - 美幸キャスリーン
アニメ第2話・3話・13話登場。メジロマックイーンぼニュースに気をとられて客のカットに失敗する。
女性客
声 - 河上明日香
アニメ第2話登場。
若者A、B
声 - 有隅融上西哲平
アニメ第2話登場。
司会者
声 - 利根健太朗
アニメ第3話登場。
記者
声 - 上西哲平有隅融
アニメ第3話登場。
TV番組女性アナウンサー
声 - 後藤彩佐
アニメ第3話登場。
ウマ娘A
声 - 河上明日香
アニメ第3話・7話登場。
アナウンサー
声 - 美幸キャスリーン
アニメ第4話登場。
女性アナウンサー
声 - 美幸キャスリーン
アニメ第5話登場。
場内アナウンス
声 - 河上明日香
アニメ第5話登場。
女性アナウンサー
声 - 後藤彩佐
アニメ第7話登場。
女性
声 - 美幸キャスリーン
アニメ第7話登場。
男①、②
声 - 有隅融上西哲平
アニメ第7話登場。
記者
声 - 徳石勝大
アニメ第8話登場。
美容院の客
声 - 河上明日香
アニメ第8話登場。
声 - 高塚正也
アニメ第9話・13話登場。
モブウマ娘
声 - 深川芹亜
アニメ第9話登場。
アナウンサー
声 - 後藤彩佐
アニメ第9話登場。
女の子
声 - 河上明日香
アニメ第9話登場。
ラジオDJ
声 - 美幸キャスリーン
アニメ第9話登場。
モブウマ娘A、B
声 - 美幸キャスリーン河上明日香
アニメ第10話登場。
モブウマ娘
声 - 後藤彩佐
アニメ第11話登場。
モブA、B
声 - 上西哲平中島ヨシキ
アニメ第11話登場。
声 - 後藤彩佐
アニメ第13話登場。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第1話 トウカイテイオー 杉浦理史 及川啓 成田巧 中島順
宗圓祐輔
第2話 譲れないから! 米内山陽子 佃泰佑 藤本さとる
第3話 出会い 池田亮 成田巧 吉川志我津 ハニュー
福田佳太
第4話 TM対決! 杉浦理史 小野勝巳 太田知章 関口可奈味
齊藤佳子
Kim Eun-sun
Lee Bu-hee
第5話 無敗と連覇 及川啓
成田巧
にしづきあらた 桐谷真咲
辻智子
坂本俊太
第6話 なんのために 米内山陽子 宗廣智行 本間修 井上裕亮
村長由紀
鍋田香代子
第7話 祝福の名前 池田亮 及川啓
成田巧
筑紫大介
飯田大樹
関口可奈味
Kim Eun-sun
Kim Hye-soo
Kwon Hee-jae
第8話 ささやかな祈り 杉浦理史 及川啓 佃泰佑 中島順
宗圓祐輔
坂本俊太
桐谷真咲
鈴木光
第9話 ストップウオッチ 米内山陽子 吉川志我津
及川啓
太田知章 井上裕亮
Lee Min-bae
Kim Yu-sun
Park Ae-lee
Kim Bo-kyung
月面
寿門堂
第10話 必ず、きっと 米内山陽子
永井真吾
種村綾鷹 福田佳太
ハニュー
桐谷真咲
第11話 この気持ちって 永井真吾 成田巧 本間修 関口可奈味
Kim Eun-sun
Kim Yu-seon
Shin Jae-hee
Lee Sang Jin
第12話 ふたり 堀米健二 佃泰佑
及川啓
辻智子
桐谷真咲
坂本俊太
第13話 夢をかける 及川啓
成田巧
小野勝巳
成田巧
及川啓
吉川志我津
にしづきあらた
佃泰佑
中島順
ハニュー
福田佳太
桐谷真咲
坂本俊太
辻智子
鍋田香代子

放送局[編集]

※「放送日時」「放送期間」は初回放送時。

放送対象地域 放送局 放送日時 放送期間 備考
東京都 TOKYO MX 火曜 0:00 - 0:30
月曜 24:00 - 24:30)
2021年1月5日 - 3月30日
日本全国 BS11 BS放送
ANIME+」枠
近畿広域圏 カンテレ 火曜 2:10 - 2:40
(月曜 26:10 - 26:40)
製作参加
初回のみ2:00 - 2:30(26:00 - 26:30)に放送
日本全国 AT-X 月曜 21:30 - 22:00 2021年1月11日 - 4月5日 CS放送
字幕放送
リピート放送あり
佐賀県 サガテレビ 木曜 0:25 - 0:55
水曜 24:25 - 24:55)
2021年1月14日 - 4月8日
福岡県 テレQ 土曜 6:30 - 7:00 2022年1月8日 - 3月26日
日本全国 アニマックス 日曜 11:00 - 17:30 2022年4月3日 全話一挙放送
栃木県 とちぎテレビ 火曜 23:00 - 23:30 2022年4月5日 - 6月28日
岩手県 めんこいテレビ 日曜 1:25 - 1:55
(土曜 25:25 - 25:55)
2022年4月17日 - 7月17日
中京広域圏 CBCテレビ 日曜 2:25 - 2:55
(土曜 26:25 - 26:55)
2022年4月17日 - 7月10日
北海道 HBC 日曜 1:58 - 2:28
(土曜 25:58 - 26:28)
2023年10月22日 - 2024年1月7日
関東広域圏 テレ東 土曜 9:30 - 10:00 2024年10月5日 - 字幕放送
大阪府 テレビ大阪
愛知県 テレビ愛知
岡山県
香川県
テレビせとうち
北海道 TVh

脚注[編集]


外部リンク[編集]